78.ボッカデラヴェリタ(ヴードゥーレディの07)
Posted at 08/06/28 PermaLink» Trackback(0)»
『二十一世紀を支配する血脈』(著者:武市銀治郎)
【内容情報】競走、生産において生き残れるのは“逞しい血”を持ったサラブレッドである。産駒勝馬率、高齢生殖能力、異系超活性血統など、さまざまなデータを分析した「血の活性化論」をもって二十一世紀のサラブレッドの盛衰を予言する―。
『世界の逞しい血統』(著者:武市銀治郎)
【内容紹介】サンデーサイレンスやシガーの超活性源はどこから来たのか。いま、近未来の血統盛衰と活性化への扉を開く。
【内容情報】サラブレッドは、これまで父系中心に語られてきた。しかし、種牡馬のレベルが飛躍的に向上した現代において、母系を無視した血統論はもはや意味をなさなくなっている。名馬誕生の鍵を握るのは、実は「母の血」なのかもしれない。サラブレッドの血統を母系から読み解く初めての試み。
【目次】母のちから―母系血統の重要性/母の履歴書―ジェネラル・スタッド・ブック/母の記号―ファミリーナンバー/成功する母―データが語る名牝の条件/母の事情―牧場という生産現場/母の相性―ニックスと代用血統/日本の母系(スペシャルウィークへの道/トウカイテイオーへの道)/母の父―ブルードメアサイヤー
競馬の血統学
著者:吉沢譲治
【内容情報】カナダが送った革命の使者ノーザンダンサー。サラブレッドの進化と活性化に貢献した歴史的名種牡馬は、思いがけない国や血統から誕生してきた。そして、次なる国とは…。大胆な仮説を、緻密な取材と分析で考証した「JRA馬事文化賞」受賞作に、新たな流れに沿った終章を追録。
【内容情報】昔、神童。開成では劣等生。13回、調教師試験に失敗。ところが、開業以来、破竹の勢いで勝鞍を量産。その躍進の裏には確かな計算があった―。
【著者情報】矢作芳人(ヤハギヨシト)1961年3月20日生まれ。東京都出身。天下に名高い進学校である開成中学~高校を卒業後、父の反対を押し切り競馬の世界へ。オーストラリアでの修行後、1984年に栗東・工藤嘉見厩舎の厩務員に。調教助手などを経て、04年、14回目にして調教師試験を突破。翌年3月1日付けで開業し、以来、15勝、24勝、34勝と着実に勝ち星を伸ばす。地味な血統の馬を走らせることに定評があり、ロドリゴデトリアーノ産駒のスーパーホーネットが厩舎の看板馬として活躍中。また、かつての担当馬イワテニシキとの日々を描いた『ニシキ』で、00年の優駿エッセイ大賞次席を獲得するなど、マルチな才能を発揮している。07年、JRA優秀調教師賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
---------------------------------
【馬名】 ボッカデラヴェリタ(ヴードゥーレディの07)
由来:「真実の口」の意。父名より連想。(伊語)
【性別】 牡
【毛色】 鹿毛
【父】 イエスイッツトゥルー
【母】 ヴードゥーレディ (母父 デインヒル )
【生年月日】 2007年2月11日 生まれ
【生産牧場】 米国産
【募集価格】 2,000 万円(一口価格 5 万円)
----------------------------
【カタログのコメント】 本馬の血統表にまず目を向けると、国内外でお馴染みのフォーティナイナー、デインヒルに、短距離馬として米国で実績を出している父と、幅があってガッチリとした力強いスピード馬同士が掛けられてきています。骨太で筋肉が盛り上った本馬はそれらの血の影響が色濃く現れているのは明らかで、パワーで他馬をねじ伏せるダートホースとして活躍できるでしょう。牡馬としてはおっとりとした性格で、現時点では恵まれた体を持て余している感が残りますが、真面目で集中力がある気性だけに、今後の鍛錬を積極的にこなしていくことでよりスケールアップした姿に成長してくれるでしょう。
----------------------------
[募集馬診断レポート]
----------------------------
1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1999 生まれ、本馬は 8 歳の時の産駒
【母の戦歴】 米4勝
----------
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "データ的には、まったく不明で、想像の域をでませんが、2005年産のレイディチャーム(父シルヴァーチャーム、未出走)が、初仔であるとしたら、結構長く競走生活を送っていた可能性もあります。アメリカは、丈夫であればかなりタフな使い方をしますので、4勝しているということでそれなりに数も走った可能性はありますね。
ただ、まだ若いのと、重賞戦線のような厳しい舞台で走ったわけではありませんので、繁殖ポテンシャルは、そんなに低くないと思います。"
----------------------------
2.血統診断
【血統構成】 ボールドルーラー 系× ノーザンダンサー 系
【同系の主な活躍馬】 シンボリインディ、ピットファイター、イイデザオウ、スターバレリーナ、ゴーゴーナカヤマ、エキゾーストノート
【本馬の4代クロス】 4代アウトブリード
【牝系の特徴】 特段大きく発展している牝系とは言えないものの、時折タフな馬を輩出している。目立つところと言えば、本馬の曾祖母シュバルヴォラントで、GIを2勝、重賞を3勝している。
----------
【父イエスイッツトゥルー】
【競走成績】 22戦11勝(フランク・J.ド・フランシス・メモリアル・ダッシュS-G1,リヴァリッジS-G2,サプリングS-G3,ハリウッド・ジュヴェナイル・チャンピオンシップS-G3,メリーランドBCH-G3,ラファイエットS-G3,スウェイルS-G3
【種牡馬実績】 プラウドアコレイド(米シャンペンS-G1),チャンドトゥルー (ハリウッド・ジュヴェナイル・チャンピオンシップS-G3),オフデューティ(フィーニクスS-G3),イエスヒーズザマン(スペンドアバックH-G3),アクティングッド(ペガサスS-G3),イエスバイジミニー(ケニー・ノー・ジュニアH-G3)
【楽天馬の種牡馬寸評】 タフな短距離馬で、ダート向きの産駒を多く輩出しています。
----------
【母父デインヒル】
【競走成績】 9戦4勝(スプリントC-GI)
【種牡馬成績】 デザートキング( 愛ダービー、愛2000ギニー )、ダンシリ(産駒に凱旋門賞馬レイルリンク等)、 フェアリーキングプローン(安田記念、香港スプリント )、モーツァルト(ジュライC、ナンソープS) 、バンクスヒル(BCフィリー&メアターフ、ジャック・ル・マロワ賞、コロネーションS )、アクワレリスト(ディアヌ賞、ヴェルメイユ賞、ガネー賞 )、ロックオブジブラルタル (英2000ギニー、サセックスSなどG17連勝 )、ウェスターナー(アスコットゴールドC、カドラン賞、ロワイヤルオーク賞 )、インターコンチネンタル( BCフィリー&メアターフ )、ノースライト( 英ダービー )、オラトリオ( 愛チャンピオンS、エクリプスS)、 ディラントーマス( 凱旋門賞、キングジョージ、愛チャンピオンS、愛ダービー )、ジョージワシントン(英2000ギニー、クイーンエリザベス2世S )、ピーピングフォーン( 愛オークス、ヨークシャーオークス )、デュークオブマーマレード(キングジョージ、プリンスオブウェールズSなどG15連勝)、ファインモーション(エリザベス女王杯、秋華賞) 、エアエミネム(札幌記念、神戸新聞杯、オールカマー、函館記念) 、ゼネラリスト(金鯱賞、シンザン記念)、エアスマップ(オールカマー)、フサイチソニック(神戸新聞杯)、ブレイクタイム(京成杯オータムハンデキャップ2勝) 、ツクバシンフォニー(エプソムカップ)
【ワンポイントウィキペディア1】 競走成績は超一流とはいえなかったが、種牡馬として多数の活躍馬を出して大成功を収めた。さらに後継種牡馬も育っており、世界中でデインヒル系が形成されつつある。今世界でもっとも勢いのある系統の祖であるといえる。
【ワンポイントウィキペディア2】 引退後はアイルランドの大牧場のクールモアスタッドで種牡馬生活を送る。一方で北半球がオフシーズン(秋・冬)の時はオーストラリアで種付けを行なった。ここでオーストラリア2歳チャンピオンのフライングスパーが出る。その後本国アイルランドでアイリッシュダービー優勝馬デザートキングを出すなどの成功でオフシーズンにオーストラリアやニュージーランドで種牡馬として種付けを行なう「シャトル種牡馬」という畜産ビジネスが確立した。2005年には長らく君臨し続けていたサドラーズウェルズを破りイギリスリーディングサイアーを獲得した。
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "父は未知数ですが、母父は世界的大種牡馬で、母母父フォーティーナイナー、母母母父クリスエスの累代は、非常に魅力的で、スピード、スタミナ、決め手などバランスは申し分ありません。母父デインヒルこそ日本競馬への適性という点では、私は若干?の感がありますが、母母父、母母母父は、適性も申し分ありません。
父はジリ脚系のボールドルーラー系の中にあっては、スピード持続力というよりスピード優先の能力を発揮した種牡馬である点は評価できるところで、後は、軽さがあれば芝、パワーに出ればダートという感じになるのではないでしょうか。"
----------------------------
3.厩舎診断
【厩舎名】 大久保龍志
【所属名】 栗東
【2006成績】 リーディング 26 位
勝ち数 29 勝、勝率 11.8% 、連対率
【2007成績】 リーディング 16 位
勝ち数 31 勝、勝率 11.4% 、連帯率
これまでの主な管理馬 アサクサキングス
【よく使う騎手】 鮫島良騎手、四位騎手、岩田騎手、荻野騎手、佐藤哲騎手
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ 開業初年度に23勝を上げ、鮮烈なデビューを果たしました。2年目からは21勝、15勝、29勝、31勝と少しづつ上位定着の気配が出てきました。昨年はついにアサクサキングスでGI初勝利です。
◆ワンポイントウィキペディア◆ 父はナリタブライアンなどを管理した大久保正陽、祖父はフレーモアに騎乗して第3回東京優駿(日本ダービー)に優勝した大久保亀治、その他の親戚もみな競馬関係者という一族に生まれる。10代前半の頃は騎手を目指していたが、身長が急速に伸びたことにより断念。栗東高等学校を経て京都産業大学に進んだ。大学では馬術部に所属。卒業後、競馬学校厩務員課程に進み、その修了後は父・正陽の下で厩務員となった。2001年に調教師免許を取得。曾祖父の福松から数えて父子4代での調教師となった。
----------------------------
4.馬体診断
(測尺) 馬体重:495kg
体高:155cm
胸囲:181cm
管囲:20.2cm
----------
(DVD診断)
【後肢のブレ】 ○
【後肢の踏み込み】 △
【前肢のブレ】 -
【前肢の肩の出】 -
【歩くリズム】 -
【繋ぎの柔らかさ】 -
優秀:○、普通-、やや不安△
----------
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "募集時に495キロということで、これ以上大きくなったら、この血統ではちょっとダメだろうナーと思っていましたが、現在12月時点で480キロ台と、これならと思わせるサイズです。
首さしから背中にかけてのゆったりした感じは非常に好感が持てます。
脚もともしっかりしていて、繋ぎの角度も良いです。何よりトモを大きく見せるところが、この馬のセールスポイントでしょう。
歩様も問題なく、胸が深いところも良いですね。トモの裏、飛節の周りの感じから調教とトモに力強さも出てきそうです。気性も良いのではないでしょうか。"
----------------------------
5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "いろいろな角度から見て、及第点を持っている馬です。特に馬体はトモがすごく良いですね。
大きく見せますし、実際に容量があるんですよね。ここに実が詰まってきたら相当なバネになりそうです。
距離は血統的には若干短い感じがありますが、気性が良さそうなので、意外と、距離もつかもしれませんね。
後は、父がスピード値がそれほど高くないボールドルーラー系ということで、母系からくるスピードと切れが実際どのくらい遺伝されるかで、競走生活がの成否が決まりそうです。
牡馬ですから、金額的にはまずまずか、むしろ少し安めではないでしょうか。"
----------------------------
一口馬主”とは、競走馬の会員制共有クラブを通じて、400口や500口などの小口に分割された競走馬の購入費や維持経費に出資する会員を指します。 会員は、馬主資格を有さない人がほとんどですが、会員制共有クラブ(以下「一口馬主クラブ」という。)を通して、競走馬に投資することで、馬主気分を存分に味わうことが可能です。 ”一口馬主クラブ”とは、この投資者が間接的に馬主となるシステムを有しているクラブということになります。 サラブレットは、安くても数百万円、高い馬は数億円にもなります。 そのサラブレットを所有実際にJRAの馬主資格を得るためには数億円の資産が必要となります。 この共有馬主のしくみが作られるまでは、限られたごく一部の人しか馬を所有できませんでした。 しかし、現在では大小20以上の一口馬主クラブがあり、会員も数万人はいると推測されます。 ---------------------------------