66.アイビーフォールド(ビューティテイストの07)
Posted at 08/07/11 PermaLink» Trackback(0)»
『二十一世紀を支配する血脈』(著者:武市銀治郎)
【内容情報】競走、生産において生き残れるのは“逞しい血”を持ったサラブレッドである。産駒勝馬率、高齢生殖能力、異系超活性血統など、さまざまなデータを分析した「血の活性化論」をもって二十一世紀のサラブレッドの盛衰を予言する―。
『世界の逞しい血統』(著者:武市銀治郎)
【内容紹介】サンデーサイレンスやシガーの超活性源はどこから来たのか。いま、近未来の血統盛衰と活性化への扉を開く。
【内容情報】サラブレッドは、これまで父系中心に語られてきた。しかし、種牡馬のレベルが飛躍的に向上した現代において、母系を無視した血統論はもはや意味をなさなくなっている。名馬誕生の鍵を握るのは、実は「母の血」なのかもしれない。サラブレッドの血統を母系から読み解く初めての試み。
【目次】母のちから―母系血統の重要性/母の履歴書―ジェネラル・スタッド・ブック/母の記号―ファミリーナンバー/成功する母―データが語る名牝の条件/母の事情―牧場という生産現場/母の相性―ニックスと代用血統/日本の母系(スペシャルウィークへの道/トウカイテイオーへの道)/母の父―ブルードメアサイヤー
競馬の血統学
著者:吉沢譲治
【内容情報】カナダが送った革命の使者ノーザンダンサー。サラブレッドの進化と活性化に貢献した歴史的名種牡馬は、思いがけない国や血統から誕生してきた。そして、次なる国とは…。大胆な仮説を、緻密な取材と分析で考証した「JRA馬事文化賞」受賞作に、新たな流れに沿った終章を追録。
【内容情報】昔、神童。開成では劣等生。13回、調教師試験に失敗。ところが、開業以来、破竹の勢いで勝鞍を量産。その躍進の裏には確かな計算があった―。
【著者情報】矢作芳人(ヤハギヨシト)1961年3月20日生まれ。東京都出身。天下に名高い進学校である開成中学~高校を卒業後、父の反対を押し切り競馬の世界へ。オーストラリアでの修行後、1984年に栗東・工藤嘉見厩舎の厩務員に。調教助手などを経て、04年、14回目にして調教師試験を突破。翌年3月1日付けで開業し、以来、15勝、24勝、34勝と着実に勝ち星を伸ばす。地味な血統の馬を走らせることに定評があり、ロドリゴデトリアーノ産駒のスーパーホーネットが厩舎の看板馬として活躍中。また、かつての担当馬イワテニシキとの日々を描いた『ニシキ』で、00年の優駿エッセイ大賞次席を獲得するなど、マルチな才能を発揮している。07年、JRA優秀調教師賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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【馬名】 アイビーフォールド(ビューティテイストの07)
由来:ポケットチーフの折り方のひとつ。父名より連想。(英語)
【性別】 牡
【毛色】 鹿毛
【父】 ジャングルポケット
【母】 ビューティテイスト (母父 ダンスインザダーク )
【生年月日】 2007年5月10日 生まれ
【生産牧場】 広田牧場
【募集価格】 1,400 万円(一口価格 3.5 万円)
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【カタログのコメント】 派手さはないもののじっくりと様子をみていくと馬体に気になる欠点がなく、徐々に何ともいい表せない雰囲気を醸し出してくる玄人好みの一頭です。父の産駒らしく胴伸びが良く幅のあるつくりの中にも動きに柔軟性を感じさせます。気性面は表情や身のこなしが悠然として大人びていて、遅生まれを疑いたくなる程です。向かってくる大柄な相手にも怯まず一歩も引かない気持ちの強さは、前向きさを前面に出したストライドの大きいキャンターを生みだしています。加速とともにキレが増していくフットワークですので父同様東京でと思わせる一頭です。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1998 生まれ、本馬は 9 歳の時の産駒
【母の戦歴】中央 3 戦 0 勝、地方29戦2勝
【主な勝ち鞍】 地方-サンデーサイレンス記念(OP、門別)、エーデルワイス賞-GIII(門別)2着
【母の馬場・距離適性】 ダート、短-中距離
【母のデビュー時期】 2歳5月
【母の引退時期】 2002/8/28 (引退年齢 4 歳)
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【初仔の生年月日】 2004/3/26
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間】 8 ヶ月
【2005年産までの産駒数】 2 頭
【2005年産までに中央で勝ち上がった産駒数】 0 頭
【産駒のデビュー傾向、馬場適性、距離適性】 "初仔テンジンオツタ(父デザートキング、牝)は、不出走引退、
二番仔ラケナリア(父ジェイドロバリー、牝)は、3歳1月デビュー、ダート短距離で6戦0勝。"
◆楽天馬の評価◆ ★★★☆☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ 現役時代、4歳までで32戦はいくらなんでも多いですね。確かに引退年齢も低く、休養も十分ですが、マイナスにはなるでしょう。産駒もあまりパッとした成績を残していないことからもその疲労の影響が疑われます。
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2.血統診断
【血統構成】 ゼダーン 系× ヘイルトゥリーズン 系
【同系の主な活躍馬】 トールポピー、フサイチホウオー、トーセンキャプテン、ルルパンブルー、
【本馬の5代クロス】 ノーザンダンサーの4×5×4
【牝系の特徴】 溯れば有馬記念、天皇賞秋を制したホウヨウボーイ、フラワーC2着のジョージビューティがいる。
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【父ジャングルポケット】
【競走成績】 日で2~4歳時に13戦5勝。01年年度代表馬、最優秀3歳牡馬。ジャパンC-GⅠ(芝2400m)、東京優駿-GⅠ(芝2400m)、共同通信杯4歳S-GⅢ(芝1800m)、札幌3歳S-GⅢ(芝1800m)、天皇賞・春-GⅠ2着、皐月賞-GⅠ3着
【種牡馬実績】 03年より供用。03~06年はシャトル種牡馬(新国)として供用。トールポピー(阪神JF、優駿牝馬)、タスカータソルテ(京都新聞杯-GⅡ、福寿草特別)、フサイチホウオー(共同通信杯-GⅢ、ラジオNIKKEI杯2歳S-GⅢ、東京スポーツ杯2歳S-GⅢ、皐月賞-GⅠ3着)、トーセンキャプテン(アーリントンC-GⅢ、こぶし賞)、ジャングルテクノ(シンザン記念-GⅢ5着)、ルルパンブルー(フェアリーステークス)
【2007年種牡馬リーディング】 27 位
(勝馬率 32.5 %)※参考 アグネスタキオン 41.5%)
(芝勝率 11.2 %)※参考 アグネスタキオン 12.5%)
(ダート勝率 13.3 %)※参考 アグネスタキオン 8.8%)
【ワンポイントウィキペディア1】 "勝った重賞のうち3つは東京競馬場のもので、東京コースでは3戦3勝であった。一方、中山競馬場では3戦3敗で、すべて連対を外している。左回りの直線の長いコースに向く反面、やや不器用でコーナーワークが下手、加速が遅く、小回りコースに弱いという典型的なトニービン産駒であるという見方も出来る。
不幸にも、同馬が古馬になった2002年は、東京競馬場でGIが行われず、得意の東京競馬場で走ることができなかった。"
【ワンポイントウィキペディア2】 引退後は社台スタリオンステーションで種牡馬生活に入った。トニービンの後継種牡馬として期待されており、サンデーサイレンス系の繁殖牝馬との配合例も多い。産駒は2006年にデビューし、中でもフサイチホウオーは無敗で重賞を3連勝する大活躍を見せた。シーズンオフにはシャトル種牡馬としてニュージーランドで繋養され、産駒もセリなどで高い評価を受けている。なお、南半球での産駒は2006年12月13日に初勝利を挙げた。前述のフサイチホウオーの全妹トールポピーが、2007年の阪神ジュベナイルフィリーズ、2008年の優駿牝馬(オークス)を制し、初のJpnI勝利馬となった。
【楽天馬の種牡馬寸評】 "初年度産駒のフサイチホウオーが、いきなり3戦3勝、重賞2勝と、クラシック戦線の中心として注目された。今年はトールポピーの活躍で、リーディングも2世代ながら大きく上昇。データ的には仕上がりが遅いのが目立つが、仕上がりの遅さは、個人的には父に似た背タレ気味の産駒が多いこともその原因のひとつかもしれない。背タレは、基本的には背腰に疲れがたまりやすい体型であり、あまり極端なのは感心しない。本質的に特に晩成血統ではないのは、上記2頭の2歳重賞勝ち馬からも明らか。
これまでの重賞勝ち馬5頭のうち、タスカータソルテ(母父ノーザンテースト)を除く4頭は、全てサンデーもしくはサンデー系種牡馬であり、母父サンデー系(サンデーサイレンスを含む)との相性については、まだまだ多くの可能性を持った種牡馬といえる。
血統構成だが、父トニービンは、脚質的に不器用ではあるが、"持続力"と"瞬発力"を両方持ち合わせた種牡馬で、長い直線での爆発力はすさまじいものがある。トニービンの母Severn Bridgeには母系に入ると良い競走資質を伝えると言われるハイペリオン系Hornbeamなどスタミナ系の種牡馬が多く、トニービンのタフネスさを裏付ける形となっている。
一方で、母系には、スピード値が高いヌレイエフ、さらに母ダンスチャーマーの母Skillful Joyがへイペリオンの5×5×5のクロスがあるように、スタミナ血統が多く入っている。すなわちジャングルポケットは、ハイペリオン系のスタミナに裏打ちされた、"スピード持続力"と"瞬発力"を持った種牡馬ということになる。
この種牡馬の場合、実際のデータからすると、産駒の平均距離も長めに出る場合が多く、スピード色が強い繁殖との配合でもクラシックを狙える産駒が誕生する可能性は十分にあるとみる。"
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【母父ダンスインザダーク】
【競走成績】 日で2~3歳時に8戦5勝。96年最優秀3歳牡馬。菊花賞-GⅠ(芝3000m)、弥生賞-GⅡ(芝2000m)、プリンシパルS(芝2200m)、東京優駿-GⅠ2着、きさらぎ賞-GⅢ2着、ラジオたんぱ杯3歳S-GⅢ3着。
【種牡馬成績】 97年より供用。デルタブルース(メルボルンC-GⅠ、菊花賞-GⅠ、ステイヤーズS-GⅡ)、ザッツザプレンティ(菊花賞-GⅠ、ラジオたんぱ杯2歳S-GⅢ)、ツルマルボーイ(安田記念-GⅠ、金鯱賞-GⅡ、中京記念-GⅢ)、ダンスインザモア(スプリングS-GⅡ)、ファストタテヤマ(京都新聞杯-GⅡ、デイリー杯2歳S-GⅡ)、ダイタクバートラム(阪神大賞典-GⅡ、ステイヤーズS-GⅡ、北九州記念-GⅢ)、タガノマイバッハ(産経大阪杯-GⅡ、中京記念-GⅢ)、トーホウアラン(京都新聞杯-GⅡ、中日新聞杯-GⅢ)、ジョリーダンス(阪神牝馬S-GⅡ)、オイワケヒカリ(フローラS-GⅡ)、コンラッド(ラジオたんぱ賞-GⅢ)、マッキーマックス(ダイヤモンドS-GⅢ)、ウイングランツ(ダイヤモンドS-GⅢ)、マルブツトップ(佐賀記念-GⅢ)、インタータイヨウ(兵庫CS-GⅢ)、アズマビヨンド(阪神JS-J・GⅢ)
【母父成績】
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父ダンスインザダークは、サンデー系の良血馬で、サンデー系の中では高いスピード持続力を誇ります。産駒にもそれが遺伝されており、母系に入ったときにどのように作用するのか非常に興味があります。
母母父ノーザンテーストは、スピード、スタミナ、底力と非常にバランスの良い種牡馬で、BMSとしても優秀な種牡馬です。
母系は、非常にバランス良く、高いスピード持続力を持っていますので、父ジャングルポケットの持つゼダーン系の持続力、瞬発力を支える力はあるように思います。"
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3.厩舎診断
【厩舎名】 吉田直弘
【所属名】 栗東
【2007成績】 リーディング 174 位
勝ち数 7 勝、勝率 8.0% 、連帯率 16.1%
これまでの主な管理馬 特になし
【よく使う騎手】 川田将騎手、畑端騎手、浜中騎手
◆楽天馬の評価◆ ★★☆☆☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ 2007年開業です。今年は9月現在で既に14勝を上げており大きく飛躍しそうな予感があります。角居調教師の調教助手をしていた関係から今年キャロの募集馬が割り当てられたのかも。
◆ワンポイントウィキペディア◆ 1997年、6月より調教助手となる。2004年、栗東・角居勝彦厩舎所属となる。2007年、2月に調教師免許を取得し、6月21日付けで厩舎を開業する。6月23日、初出走となる阪神競馬場での第3レースにキーライセンスを出走させた。
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4.馬体診断
(測尺) 馬体重:403kg
体高:152.5cm
胸囲:168cm
管囲:19.3cm
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(DVD診断)
【後肢のブレ】 △
【後肢の踏み込み】 ○
【前肢のブレ】 ○
【前肢の肩の出】 ○
【歩くリズム】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
優秀:○、普通-、やや不安△
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◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "顔は賢そうで、しっかりした性格をしていそうです。
首は細く、現状牝馬並みですが、牡馬ですからこれから太くなることを考えれば逆に好感ですね。
背中は、弧が小さく腰高ですが、将来的にはしっかりした背腰の馬になる素養を感じます。
肩やトモは、コンパクトですが、まずまず形の良い筋肉がついています。
足もとは華奢ですが、しっかりと四肢に体重がかかっていて、繋ぎも角度良く、クッションも非常に良いです。
飛節も弱々しいですが、これからよくなってくるでしょう。
とにかく雰囲気の良い馬です。
歩様も良くてほぼ満点に近いですね。
残念なのは、馬体が小さいこと、これに尽きます。
もちろん無駄肉がないので、将来的に現在よりは馬体重が落ちることはないと思いますが、各部が小さいのでそんなには大きくはならないですかね。"
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母はかなり走った馬ですし、産駒成績もあまりよくありませんので、繁殖ポテンシャルは低く判定しました。
血統的には父ジャングルポケットと母父ダンスインザダークの組み合わせは、長い直線ですごい爆発力を演出しそうで、個人的にはおもしろいですね。
馬体的には、体が小さいこと以外は問題なく、遅生まれの割に歩様もしっかりしています。
こういう馬が走るとおもしろいですね。
調教師は、まだ実績不足で不安があります。
価格的には、馬体が小さいこともあって、かなり低めに抑えられていますが、意外な結果を見てみたいので、★5つは応援の意味を込めて。"
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一口馬主”とは、競走馬の会員制共有クラブを通じて、400口や500口などの小口に分割された競走馬の購入費や維持経費に出資する会員を指します。 会員は、馬主資格を有さない人がほとんどですが、会員制共有クラブ(以下「一口馬主クラブ」という。)を通して、競走馬に投資することで、馬主気分を存分に味わうことが可能です。 ”一口馬主クラブ”とは、この投資者が間接的に馬主となるシステムを有しているクラブということになります。 サラブレットは、安くても数百万円、高い馬は数億円にもなります。 そのサラブレットを所有実際にJRAの馬主資格を得るためには数億円の資産が必要となります。 この共有馬主のしくみが作られるまでは、限られたごく一部の人しか馬を所有できませんでした。 しかし、現在では大小20以上の一口馬主クラブがあり、会員も数万人はいると推測されます。 ---------------------------------