67.リリウムルベルム(ヘイアンリリーの07)
Posted at 08/07/10 PermaLink» Trackback(0)»
『二十一世紀を支配する血脈』(著者:武市銀治郎)
【内容情報】競走、生産において生き残れるのは“逞しい血”を持ったサラブレッドである。産駒勝馬率、高齢生殖能力、異系超活性血統など、さまざまなデータを分析した「血の活性化論」をもって二十一世紀のサラブレッドの盛衰を予言する―。
『世界の逞しい血統』(著者:武市銀治郎)
【内容紹介】サンデーサイレンスやシガーの超活性源はどこから来たのか。いま、近未来の血統盛衰と活性化への扉を開く。
【内容情報】サラブレッドは、これまで父系中心に語られてきた。しかし、種牡馬のレベルが飛躍的に向上した現代において、母系を無視した血統論はもはや意味をなさなくなっている。名馬誕生の鍵を握るのは、実は「母の血」なのかもしれない。サラブレッドの血統を母系から読み解く初めての試み。
【目次】母のちから―母系血統の重要性/母の履歴書―ジェネラル・スタッド・ブック/母の記号―ファミリーナンバー/成功する母―データが語る名牝の条件/母の事情―牧場という生産現場/母の相性―ニックスと代用血統/日本の母系(スペシャルウィークへの道/トウカイテイオーへの道)/母の父―ブルードメアサイヤー
競馬の血統学
著者:吉沢譲治
【内容情報】カナダが送った革命の使者ノーザンダンサー。サラブレッドの進化と活性化に貢献した歴史的名種牡馬は、思いがけない国や血統から誕生してきた。そして、次なる国とは…。大胆な仮説を、緻密な取材と分析で考証した「JRA馬事文化賞」受賞作に、新たな流れに沿った終章を追録。
【内容情報】昔、神童。開成では劣等生。13回、調教師試験に失敗。ところが、開業以来、破竹の勢いで勝鞍を量産。その躍進の裏には確かな計算があった―。
【著者情報】矢作芳人(ヤハギヨシト)1961年3月20日生まれ。東京都出身。天下に名高い進学校である開成中学~高校を卒業後、父の反対を押し切り競馬の世界へ。オーストラリアでの修行後、1984年に栗東・工藤嘉見厩舎の厩務員に。調教助手などを経て、04年、14回目にして調教師試験を突破。翌年3月1日付けで開業し、以来、15勝、24勝、34勝と着実に勝ち星を伸ばす。地味な血統の馬を走らせることに定評があり、ロドリゴデトリアーノ産駒のスーパーホーネットが厩舎の看板馬として活躍中。また、かつての担当馬イワテニシキとの日々を描いた『ニシキ』で、00年の優駿エッセイ大賞次席を獲得するなど、マルチな才能を発揮している。07年、JRA優秀調教師賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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【馬名】 リリウムルベルム(ヘイアンリリーの07)
由来:乙女百合の学名。可憐な走りを期待して。母名より連想。(英語)
【性別】 牝
【毛色】 黒鹿毛
【父】 ジャングルポケット
【母】 ヘイアンリリー (母父 シンボリルドルフ )
【生年月日】 2007年3月17日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 1,000 万円(一口価格 2.5 万円)
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【カタログのコメント】 肩から背、後躯へ流れるラインは緩やかで、伸びのある馬体に窮屈さは見られません。軽めの上体とスラリと伸びた四肢はやや線が細く映るものの、本馬にとってはそれがキレ味を生む原動力となり、見た目の印象どおりにスピード感のある走りをしています。眼つきから気の強さが滲み出ていますが、何事も自分が一番ではないと気が済まないタイプで、他を寄せ付けないほどの雰囲気の持ち主です。運動量の増加とともに徐々に筋肉が付いてきているところで、現時点での成長度からすると古馬になって更に力を付けるタイプと言えるでしょう。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1990 生まれ、本馬は 17 歳の時の産駒
【母の戦歴】中央 1 戦 0 勝
【母の馬場・距離適性】 芝、中距離
【母のデビュー時期】 2歳12月
【母の引退時期】 1992/12/5 (引退年齢 2 歳)
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【初仔の生年月日】 1995/3/19
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間】 17 ヶ月
【2005年産までの産駒数】 9 頭
【2005年産までに中央で勝ち上がった産駒数】 2 頭
【産駒のデビュー傾向、馬場適性、距離適性】 "初仔ウエディングブルー(父バイアモン、牝)は、2歳11月、芝中距離で8戦0勝、
二番仔ヘイアンリリーの1996(父ジェイドロバリー、牝)は不出走引退、
三番仔ハセノアスリート(父アフリート、牡)は、2歳12月デビュー、ダート短距離中心に10戦0勝、地方48戦13勝、
四番仔ノボフリー(父アフリート、騙)は、3歳6月デビュー、ダート短距離で2戦0勝、地方44戦5勝、
五番仔アエノザヒーロー(父ジョリーズヘイロー、牝)は、3歳5月デビュー、ダート短距離で19戦0勝、
六番仔ブルーイレブン(父サッカーボーイ、牡)は、2歳9月デビュー、芝中距離で14戦3勝、東京スポーツ杯2歳S-GIII、関屋記念-GIII、デイリー杯2歳S-GII2着、金鯱賞-GII2着、毎日王冠-GII3着、
2001年不受胎を挟んで、
七番仔ブライトアイズ(父ロドリゴデトリアーノ、牡)は、2歳7月デビュー、芝短-中距離で25戦2勝、地方2戦0勝、
八番仔パシフィスト(父マヤノトップガン、牡)は、3歳2月デビュー、ダート短距離で3戦0勝、地方5戦0勝、
2004年不受胎を挟んで、
九番仔ヘイアンリリーの05(父サッカーボーイ、牡)は、未出走。"
◆楽天馬の評価◆ ★★★☆☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "もともと繁殖ポテンシャルは高い繁殖でしたが、初期の産駒はなかなか結果が伴わなかったですね。
やっと2000年産のブルーイレブンが出て、この繁殖の良さが表現できたというところでしょうか。
現時点の評価となると、さすがに年齢的にも、これまでの産駒実績からも、今後すごい活躍馬を出す可能性は低くなりますね。
ただ、活躍したブルーイレブンなどに見られるように比較的スピード持続力の高い種牡馬の方が良いようですので、持続力と瞬発力のあるジャングルポケットとの配合は、非常に良いアイデアで、何かあるかもしれないと感じさせる配合ではあります。"
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2.血統診断
【血統構成】 ゼダーン 系× パーソロン 系
【本馬の5代クロス】 5代アウトブリード
【牝系の特徴】 4代母ハナカンザシから、京都記念-GIIや日経新春杯-GII勝ちのマサヒコボーイが出ている。近親には、天皇賞春に勝ったクシロキング(かなり懐かしい名前ですね・・・)、目黒記念-GII2着のミホノカザン、ペガサスS-GIII3着のスリードラゴンらがいる。
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【父ジャングルポケット】
【競走成績】 日で2~4歳時に13戦5勝。01年年度代表馬、最優秀3歳牡馬。ジャパンC-GⅠ(芝2400m)、東京優駿-GⅠ(芝2400m)、共同通信杯4歳S-GⅢ(芝1800m)、札幌3歳S-GⅢ(芝1800m)、天皇賞・春-GⅠ2着、皐月賞-GⅠ3着
【種牡馬実績】 03年より供用。03~06年はシャトル種牡馬(新国)として供用。トールポピー(阪神JF、優駿牝馬)、タスカータソルテ(京都新聞杯-GⅡ、福寿草特別)、フサイチホウオー(共同通信杯-GⅢ、ラジオNIKKEI杯2歳S-GⅢ、東京スポーツ杯2歳S-GⅢ、皐月賞-GⅠ3着)、トーセンキャプテン(アーリントンC-GⅢ、こぶし賞)、ジャングルテクノ(シンザン記念-GⅢ5着)、ルルパンブルー(フェアリーステークス)
【2007年種牡馬リーディング】 27 位
(勝馬率 32.5 %)※参考 アグネスタキオン 41.5%)
(芝勝率 11.2 %)※参考 アグネスタキオン 12.5%)
(ダート勝率 13.3 %)※参考 アグネスタキオン 8.8%)
【ワンポイントウィキペディア1】 "勝った重賞のうち3つは東京競馬場のもので、東京コースでは3戦3勝であった。一方、中山競馬場では3戦3敗で、すべて連対を外している。左回りの直線の長いコースに向く反面、やや不器用でコーナーワークが下手、加速が遅く、小回りコースに弱いという典型的なトニービン産駒であるという見方も出来る。
不幸にも、同馬が古馬になった2002年は、東京競馬場でGIが行われず、得意の東京競馬場で走ることができなかった。"
【ワンポイントウィキペディア2】 引退後は社台スタリオンステーションで種牡馬生活に入った。トニービンの後継種牡馬として期待されており、サンデーサイレンス系の繁殖牝馬との配合例も多い。産駒は2006年にデビューし、中でもフサイチホウオーは無敗で重賞を3連勝する大活躍を見せた。シーズンオフにはシャトル種牡馬としてニュージーランドで繋養され、産駒もセリなどで高い評価を受けている。なお、南半球での産駒は2006年12月13日に初勝利を挙げた。前述のフサイチホウオーの全妹トールポピーが、2007年の阪神ジュベナイルフィリーズ、2008年の優駿牝馬(オークス)を制し、初のJpnI勝利馬となった。
【楽天馬の種牡馬寸評】 "初年度産駒のフサイチホウオーが、いきなり3戦3勝、重賞2勝と、クラシック戦線の中心として注目された。今年はトールポピーの活躍で、リーディングも2世代ながら大きく上昇。データ的には仕上がりが遅いのが目立つが、仕上がりの遅さは、個人的には父に似た背タレ気味の産駒が多いこともその原因のひとつかもしれない。背タレは、基本的には背腰に疲れがたまりやすい体型であり、あまり極端なのは感心しない。本質的に特に晩成血統ではないのは、上記2頭の2歳重賞勝ち馬からも明らか。
これまでの重賞勝ち馬5頭のうち、タスカータソルテ(母父ノーザンテースト)を除く4頭は、全てサンデーもしくはサンデー系種牡馬であり、母父サンデー系(サンデーサイレンスを含む)との相性については、まだまだ多くの可能性を持った種牡馬といえる。
血統構成だが、父トニービンは、脚質的に不器用ではあるが、"持続力"と"瞬発力"を両方持ち合わせた種牡馬で、長い直線での爆発力はすさまじいものがある。トニービンの母Severn Bridgeには母系に入ると良い競走資質を伝えると言われるハイペリオン系Hornbeamなどスタミナ系の種牡馬が多く、トニービンのタフネスさを裏付ける形となっている。
一方で、母系には、スピード値が高いヌレイエフ、さらに母ダンスチャーマーの母Skillful Joyがへイペリオンの5×5×5のクロスがあるように、スタミナ血統が多く入っている。すなわちジャングルポケットは、ハイペリオン系のスタミナに裏打ちされた、"スピード持続力"と"瞬発力"を持った種牡馬ということになる。
この種牡馬の場合、実際のデータからすると、産駒の平均距離も長めに出る場合が多く、スピード色が強い繁殖との配合でもクラシックを狙える産駒が誕生する可能性は十分にあるとみる。"
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【母父シンボリルドルフ】
【競走成績】 15戦13勝、海外1戦0勝。皐月賞、日本ダービー、菊花賞の三冠を無敗で達成。その後有馬記念2回、天皇賞春、ジャパンカップなどのGIを制したことから7冠馬と言われる。
【種牡馬成績】 トウカイテイオー(皐月賞、東京優駿、ジャパンカップ、有馬記念、大阪杯) 、シャマードシンボリ(みちのく大賞典、青藍賞、新春杯白嶺賞、すずらん賞2回) 、キョウワホウセキ(4歳牝馬特別、東京新聞杯)、ツルマルツヨシ(京都大賞典、朝日チャレンジカップ) 、アイルトンシンボリ(ステイヤーズステークス2回、宝塚記念2着)
◆楽天馬の評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父シンボリルドルフは、トウルビオン系の万能血統の種牡馬です。産駒は決め手に弱く、トウカイテイオーなど数頭を除いてあまり大成していません。6割以上が芝で走っていて、その半分は中長距離を主戦場にしています。
母母父サンプリンスは、プリンスリーギフト系の種牡馬で、この血統はスピードに良さがあり、脚質的にもよく切れます。距離不問で、どんな馬場でも適応力があります。
全体的には、父ジャングルポケットということもあり、高いスピード持続力と決め手を感じさせる血統構成になっていますが、底力に乏しく、競走成績にもかなりムラがありそうな感じです。ただ、距離レンジが幅広いのは大きな長所ですね。"
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3.厩舎診断
【厩舎名】 浅見秀一
【所属名】 栗東
【2006成績】 リーディング 45 位
勝ち数 23 勝、勝率 8.9% 、連対率 14.7%
【2007成績】 リーディング 27 位
勝ち数 28 勝、勝率 9.1% 、連帯率 22.5%
これまでの主な管理馬 ソングオブウインド、レジネッタ、マンハッタンスカイ、ヤマニンシュクル、メジロブライト
【よく使う騎手】 岩田騎手、福永騎手、武豊騎手、池添騎手
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ 徐々に上位に定着しつつある調教師です。桜花賞をレジネッタで勝ったのは鮮烈。これ以外にもヤマニンシュクル、マンハッタンスカイなどこれまでもクラシック戦線に活躍馬を出しています。
◆ワンポイントウィキペディア◆ 元調教師の浅見国一は実父。1973年に父の浅見国一厩舎で騎手候補となり、1977年に調教助手となる。長らく父の下で調教助手を務めていたが、1991年に調教師免許を取得し、翌1992年3月に厩舎を開業。1997年に父・浅見国一調教師が定年引退となり、メジロブライトなどの管理馬を引き継いだ。そのメジロブライトが翌1998年の天皇賞(春)を勝ち、G1競走初勝利となった。
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4.馬体診断
(測尺) 馬体重:447kg
体高:163cm
胸囲:177.5cm
管囲:18.3cm
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(DVD診断)
【後肢のブレ】 △
【後肢の踏み込み】 △
【前肢のブレ】 -
【前肢の肩の出】 -
【歩くリズム】 -
【繋ぎの柔らかさ】 △
優秀:○、普通-、やや不安△
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◆楽天馬の評価◆ ★★★☆☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "気性はかなりきついと思います。
首さしはすごく良くて、肩の筋肉は非常に良質な感じで、角度から距離は短い感じですね。
体高もあって、馬体重もあるのに、こんなに足もとが華奢な馬は珍しいですね。
管、球節、繋ぎとも細めで、繋ぎはちょっと立ち気味で硬めです。
トモは短く、奥行きがあまりない感じで、ちょっとバネが足りない感じです。
胴まわりもあまり収縮が感じられないと思うんですが、どうでしょうかね。
歩様は、かなり腰高なので、後躯の動きが硬いのはしょうがないでしょう。"
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖ポテンシャルは、さすがに高齢なので多くは期待できない感じです。
血統構成は、ちょっと母系は底力不足ではありますが、父ジャングルで、まずまずではないでしょうか。
トレーナーもまずまず良いですね。
馬体もバランスがあまり良くありませんし、何より気性が一番心配です。
ただ、価格が安いので、多くは望めません。
意外と順調にいければ元は取れるタイプだと思います。"
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一口馬主”とは、競走馬の会員制共有クラブを通じて、400口や500口などの小口に分割された競走馬の購入費や維持経費に出資する会員を指します。 会員は、馬主資格を有さない人がほとんどですが、会員制共有クラブ(以下「一口馬主クラブ」という。)を通して、競走馬に投資することで、馬主気分を存分に味わうことが可能です。 ”一口馬主クラブ”とは、この投資者が間接的に馬主となるシステムを有しているクラブということになります。 サラブレットは、安くても数百万円、高い馬は数億円にもなります。 そのサラブレットを所有実際にJRAの馬主資格を得るためには数億円の資産が必要となります。 この共有馬主のしくみが作られるまでは、限られたごく一部の人しか馬を所有できませんでした。 しかし、現在では大小20以上の一口馬主クラブがあり、会員も数万人はいると推測されます。 ---------------------------------