71.スペクタビリス(スペクタクルライフの07)
Posted at 08/07/06 PermaLink» Trackback(0)»
『二十一世紀を支配する血脈』(著者:武市銀治郎)
【内容情報】競走、生産において生き残れるのは“逞しい血”を持ったサラブレッドである。産駒勝馬率、高齢生殖能力、異系超活性血統など、さまざまなデータを分析した「血の活性化論」をもって二十一世紀のサラブレッドの盛衰を予言する―。
『世界の逞しい血統』(著者:武市銀治郎)
【内容紹介】サンデーサイレンスやシガーの超活性源はどこから来たのか。いま、近未来の血統盛衰と活性化への扉を開く。
【内容情報】サラブレッドは、これまで父系中心に語られてきた。しかし、種牡馬のレベルが飛躍的に向上した現代において、母系を無視した血統論はもはや意味をなさなくなっている。名馬誕生の鍵を握るのは、実は「母の血」なのかもしれない。サラブレッドの血統を母系から読み解く初めての試み。
【目次】母のちから―母系血統の重要性/母の履歴書―ジェネラル・スタッド・ブック/母の記号―ファミリーナンバー/成功する母―データが語る名牝の条件/母の事情―牧場という生産現場/母の相性―ニックスと代用血統/日本の母系(スペシャルウィークへの道/トウカイテイオーへの道)/母の父―ブルードメアサイヤー
競馬の血統学
著者:吉沢譲治
【内容情報】カナダが送った革命の使者ノーザンダンサー。サラブレッドの進化と活性化に貢献した歴史的名種牡馬は、思いがけない国や血統から誕生してきた。そして、次なる国とは…。大胆な仮説を、緻密な取材と分析で考証した「JRA馬事文化賞」受賞作に、新たな流れに沿った終章を追録。
【内容情報】昔、神童。開成では劣等生。13回、調教師試験に失敗。ところが、開業以来、破竹の勢いで勝鞍を量産。その躍進の裏には確かな計算があった―。
【著者情報】矢作芳人(ヤハギヨシト)1961年3月20日生まれ。東京都出身。天下に名高い進学校である開成中学~高校を卒業後、父の反対を押し切り競馬の世界へ。オーストラリアでの修行後、1984年に栗東・工藤嘉見厩舎の厩務員に。調教助手などを経て、04年、14回目にして調教師試験を突破。翌年3月1日付けで開業し、以来、15勝、24勝、34勝と着実に勝ち星を伸ばす。地味な血統の馬を走らせることに定評があり、ロドリゴデトリアーノ産駒のスーパーホーネットが厩舎の看板馬として活躍中。また、かつての担当馬イワテニシキとの日々を描いた『ニシキ』で、00年の優駿エッセイ大賞次席を獲得するなど、マルチな才能を発揮している。07年、JRA優秀調教師賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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【馬名】 スペクタビリス(スペクタクルライフの07)
由来:薔薇の一種で、「注目に値する」「豪華」などの意もある。その名の通り、注目に値するような走りを見せてほしいとの期待を込めて。父名と母名より連想。(ラテン語)
【性別】 牡
【毛色】 青毛
【父】 ロージズインメイ
【母】 スペクタクルライフ (母父 アドマイヤベガ )
【生年月日】 2007年4月6日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 1,400 万円(一口価格 3.5 万円)
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【カタログのコメント】 サンデー系の母父に、世界的な名中距離馬の系譜を継承する注目の父の産駒が登場です。豊かな骨格にかたどられた重量感溢れる馬体は、程よい高さに位置する頭部からしっかりと連なる首差しを有し、安定感抜群の背から腰まわりへ続く実に頼もしいつくりとなっています。また、近親のチャンピオンホースにも似て幾らか立ち気味の脚元ですが、ダイナミックな走法は並外れたパワータイプを予見させます。デビューは秋の広い馬場を目標に、マイルから更に距離のあるダート主体の競馬にて自力を発揮する迫力ある姿がイメージされます。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 2003 生まれ、本馬は 4 歳の時の産駒
【母の戦歴】 不出走
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【2005年産までの産駒数】 本馬が初仔
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★★
◆楽天馬の一言◆ "この繁殖は、繁殖適期前ではありますが、かなり繁殖ポテンシャルの高い繁殖だと思われます。
いきなり初仔から期待できますね。"
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2.血統診断
【血統構成】 ヘイルトゥリーズン(ヘイロー) 系× ヘイルトゥリーズン(ヘイロー) 系
【同系の主な活躍馬】 ウイングレット
【本馬の5代クロス】 ヘイロー4×4、ノーザンダンサーの5×5、レイズアネイティヴの5×5
【牝系の特徴】 祖母ライフアウトゼアの産駒(母の兄妹)に最優秀ダートホースのカネヒキリ。牝系は全体的にステークス勝ち馬がごろごろいて、しかもタフな馬が目立つ。
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【父ロージズインメイ】
【競走成績】 米・ドバイで、3歳~5歳で13戦8勝。ホイットニーH-GI、ドバイワールドカップ-GI、ケンタッキーCクラシックH-GIII、BCクラシック-GI2着、ドンH-GIII2着
【種牡馬実績】 -
【2007年種牡馬リーディング】 - 位
(勝馬率 - %)※参考 アグネスタキオン 41.5%)
(芝勝率 - %)※参考 アグネスタキオン 12.5%)
(ダート勝率 - %)※参考 アグネスタキオン 8.8%)
【ワンポイントウィキペディア1】 "デビューは3歳の2003年5月。未勝利戦と一般戦で4戦2勝とした後、ジェロームハンデキャップ(G2)に出走するが6着に終わった。
翌2004年は初戦の一般競走から、ホイットニーハンデキャップ(G1)勝ちを含み5連勝。ブリーダーズカップ・クラシックに出走するが、Ghostzapperから3馬身差の2着に敗れた。
2005年はドンハンデキャップ(G1)2着からドバイワールドカップに出走、3馬身差で勝利する。この後、岡田繁幸氏が80%の馬主権利を取得している。しかし左前脚に屈腱炎を発症したため、最終的にこのレースを最後に引退となった。"
【ワンポイントウィキペディア2】 2006年よりビッグレッドファームで繋養されており、同年は社台グループを除いた最多配合頭数(192頭)を記録した。
【楽天馬の種牡馬寸評】 "この種牡馬も判定が難しい新種牡馬の1頭。
まずパッと見て、この馬自身が3歳5月の遅いデビューで開花も遅かった点は気になるところ。
ただ、馬体も競争成績も一流と言って良く、特にスピード、パワーともその数値はかなり高い馬だと推察される。
牝系は、正直よくわからないが、母父Speak Johnはスタミナに良さがあるプリンスローズ系の中でもどちらかというと距離短め。
さらに血統を遡っても、牝系からぴんとくるものは私の貧弱な知識ではつかみきれない。
しかし、大種牡馬サンデーサイレンスの牝系もお世辞にも良いとは言えず、特にヘイルトゥリーズン系は、毛並みの良さは種牡馬としての活躍に直結しない感じもあるので、その点本馬も大活躍の可能性は多いに持っていると感じる。(個人的には馬体の雰囲気もどことなくサンデーサイレンスと似ている感じがしたりして・・・)
現役時代の実績を見ると、ダートの中-長距離を主戦場にした馬で、ドバイワールドカップ出走前に、調教師のロマンス氏が、「ロージズインメイは極めて特別な馬で、走るのも勝つもの好きだ。よほどのことがないかぎり、この馬が負けることはないだろう。」と言ったということであるが、実際に他馬を大きく引き離してゴールしたのだから、見事というほかは無い。
もちろん現役時代の派手な活躍と、種牡馬時代の地味な実績という種牡馬もたくさんいて、現役時代の成績が種牡馬成績に直結するわけではないが、この馬の現役時代の勝ちっぷりの良さには、単に努力家の馬ではなしえない非常に高い能力を感じる。
このサイトでも何度も紹介しているが、サンデーサイレンスをはじめとするヘイルトゥリーズン系の繁栄は、その卓越した体質にあるというのは、ラフィアンの総帥岡田氏の持論。そして、その岡田氏が、サンデー後継を模索し、失敗を繰り返した中で、ロージズインメイを発見し、この馬にはこの系統の良さが凝縮されていると言ったというのだから、その点、とにかく注目したい。
(ただ、個人的には、本馬の輸入に際して、日本の競馬界の持続的な発展のためには、これ以上ヘイルトゥリーズン系の血を持ってこないで欲しいと思ったのは事実である。)
産駒は、非常に仔出しが良く、馬産地でも評価が高いのは知り及ぶところであり、社台グループと岡田氏の蜜月関係を考えると、社台も応援に回ることは明らか。実際にロージズインメイの株を社台グループが取得しているし、なかなか良質の繁殖を当てているのも事実である。とにかくいろいろな面で注目したい。"
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【母父アドマイヤベガ】
【競走成績】 4勝、東京優駿-JPN1、京都新聞杯-JPN2、ラジオたんぱ杯3歳S-JPN3。
【種牡馬成績】 キストゥへヴン(桜花賞-JPN1)、テイエムドラゴン(中山大障害-J・G1)、アドマイヤフジ(日経新春杯-JPN2)、プレミアムボックス(オーシャンS-JPN3)、ストーミーカフェ(共同通信杯-JPN3)
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "ヘイロー系×ヘイロー系としては、活躍馬がほとんどいませんが、ヘイローのクロスを持った馬には、アサクサデンエン、スウィフトカレント、フィフティーワナー、メイショウクオリア、ノットアローンなどがいます。ヘイルトゥリーズン系の中でもスピードに勝ったヘイロー系種牡馬同志の配合は、気性がひとつの決め手ですので、その辺、馬体診断ではよくチェックが必要です。
母父アドマイヤベガは、父サンデーサイレンスのスピードと、母父トニービンの瞬発力をよく受け継いだ種牡馬で、産駒の大半は芝で走っています。
母母父デピュティミニスターは、ノーザンダンサー系種牡馬の中でもスピード持続力に優れ、フレンチデピュティやシルヴァーデピュティなどが日本に輸入され、一大勢力を気づきつつあります。
母母母父ミスタープロスペクターは、スピード値の高い大種牡馬で、米血脈でありながら芝でも良績を残しています。
母系は全体的にスピードに勝った血統構成で、スタミナがちょっと足りない印象です。父も競走成績だけから見ると、どちらかというとスピードとパワーの印象が強いですので、本馬はスピードと活かして、スプリントからマイルあたりまでで勝負しそうです。"
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3.厩舎診断
【厩舎名】 野中賢二
【所属名】 栗東
【2007成績】 リーディング - 位
勝ち数 - 勝、勝率 - 、連帯率 -
これまでの主な管理馬 トウカイトリック、トウカイエリート
【よく使う騎手】 石橋守騎手、四位騎手、上村騎手
◆楽天馬の評価◆ ★★☆☆☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ 今年デビューのトレーナーです。引退した松元省一調教師の馬を譲り受けたのはラッキーですが、その後半年でしっかり8勝を上げているのはお見事です。しっかり管理していればこその成績だと思います。
◆ワンポイントウィキペディア◆ "1982年、10月に栗東・藤岡範士厩舎所属の厩務員となる。
1983年、4月から調教助手に転身する。
2007年、2月に調教師免許を取得する。
2008年、3月1日付で厩舎を18馬房で開業した。同日には粕谷昌央厩舎、鹿戸雄一厩舎、松山将樹厩舎も開業している。
開業時の管理馬はトウカイテイオーなど内村正則の所有馬を多く管理した松元省一厩舎からの転厩馬が多いため、トウカイトリックやトウカイエリートといった「トウカイ」の冠名を使用する実力馬を多く管理することになった。 "
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4.馬体診断
(測尺) 馬体重:470kg
体高:156cm
胸囲:181.5cm
管囲:20.4cm
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(DVD診断)
【後肢のブレ】 △
【後肢の踏み込み】 △
【前肢のブレ】 -
【前肢の肩の出】 ○
【歩くリズム】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
優秀:○、普通-、やや不安△
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◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "顔はしっかりとした印象で、聞き分けがありそうな感じです。
首さしは良くて、太さもそれほど太くなくて、牡馬はこれから太くなるので、現状この位がちょうど良いでしょう。
肩の角度から結構距離短めですかね。
馬体は詰まってもいなくて、間延びもしていなくてちょうどよい感じですね。
肩とトモには非常に柔らかそうな筋肉がのっていて、明日はまっすぐで、四肢にしっかり体重がかかっています。
繋ぎはちょっと立ち気味ですが、クッションはまずまず利いています。
トモは張りがあって、無駄肉が少ないですね。バネも結構ありそうですし、背腰もしっかりしています。
近親にカネヒキリがいますが、ダートには見えないですが、現状まだ幼い感じなので、これから変わってくるのでしょうか。
体高もまずまずあって、馬体重も良い感じです。歩様も後肢は腰高でちょっとたどたどしいですが、それ以外はまず良い感じです。欠点が少ないですね。"
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖ポテンシャルが高いですので体質面での不安は少ないですね。
血統も、ヘイローのクロスで気性面は不安があるものの、現状ではそれを感じさせません。
馬体バランスも良くて、サイズもちょうど良いです。
調教師がまだデビューしてまもないのは若干不安材料ではあります。
馬体は非常に欠点が少なく、軽そうで、スプリンターか、マイラーではないかと思います。カタログのコメントはダートと書いていますが、馬体自体は私は芝でいけると思いますがどうでしょうか。
価格は安いですね。おもしろい1頭です、"
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一口馬主”とは、競走馬の会員制共有クラブを通じて、400口や500口などの小口に分割された競走馬の購入費や維持経費に出資する会員を指します。 会員は、馬主資格を有さない人がほとんどですが、会員制共有クラブ(以下「一口馬主クラブ」という。)を通して、競走馬に投資することで、馬主気分を存分に味わうことが可能です。 ”一口馬主クラブ”とは、この投資者が間接的に馬主となるシステムを有しているクラブということになります。 サラブレットは、安くても数百万円、高い馬は数億円にもなります。 そのサラブレットを所有実際にJRAの馬主資格を得るためには数億円の資産が必要となります。 この共有馬主のしくみが作られるまでは、限られたごく一部の人しか馬を所有できませんでした。 しかし、現在では大小20以上の一口馬主クラブがあり、会員も数万人はいると推測されます。 ---------------------------------