72.スコッツブラフ(オレゴントレイルの07)
Posted at 08/07/05 PermaLink» Trackback(0)»
『二十一世紀を支配する血脈』(著者:武市銀治郎)
【内容情報】競走、生産において生き残れるのは“逞しい血”を持ったサラブレッドである。産駒勝馬率、高齢生殖能力、異系超活性血統など、さまざまなデータを分析した「血の活性化論」をもって二十一世紀のサラブレッドの盛衰を予言する―。
『世界の逞しい血統』(著者:武市銀治郎)
【内容紹介】サンデーサイレンスやシガーの超活性源はどこから来たのか。いま、近未来の血統盛衰と活性化への扉を開く。
【内容情報】サラブレッドは、これまで父系中心に語られてきた。しかし、種牡馬のレベルが飛躍的に向上した現代において、母系を無視した血統論はもはや意味をなさなくなっている。名馬誕生の鍵を握るのは、実は「母の血」なのかもしれない。サラブレッドの血統を母系から読み解く初めての試み。
【目次】母のちから―母系血統の重要性/母の履歴書―ジェネラル・スタッド・ブック/母の記号―ファミリーナンバー/成功する母―データが語る名牝の条件/母の事情―牧場という生産現場/母の相性―ニックスと代用血統/日本の母系(スペシャルウィークへの道/トウカイテイオーへの道)/母の父―ブルードメアサイヤー
競馬の血統学
著者:吉沢譲治
【内容情報】カナダが送った革命の使者ノーザンダンサー。サラブレッドの進化と活性化に貢献した歴史的名種牡馬は、思いがけない国や血統から誕生してきた。そして、次なる国とは…。大胆な仮説を、緻密な取材と分析で考証した「JRA馬事文化賞」受賞作に、新たな流れに沿った終章を追録。
【内容情報】昔、神童。開成では劣等生。13回、調教師試験に失敗。ところが、開業以来、破竹の勢いで勝鞍を量産。その躍進の裏には確かな計算があった―。
【著者情報】矢作芳人(ヤハギヨシト)1961年3月20日生まれ。東京都出身。天下に名高い進学校である開成中学~高校を卒業後、父の反対を押し切り競馬の世界へ。オーストラリアでの修行後、1984年に栗東・工藤嘉見厩舎の厩務員に。調教助手などを経て、04年、14回目にして調教師試験を突破。翌年3月1日付けで開業し、以来、15勝、24勝、34勝と着実に勝ち星を伸ばす。地味な血統の馬を走らせることに定評があり、ロドリゴデトリアーノ産駒のスーパーホーネットが厩舎の看板馬として活躍中。また、かつての担当馬イワテニシキとの日々を描いた『ニシキ』で、00年の優駿エッセイ大賞次席を獲得するなど、マルチな才能を発揮している。07年、JRA優秀調教師賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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【馬名】 スコッツブラフ(オレゴントレイルの07)
由来:オレゴントレイルにある岩。ネブラスカ州西部にあり、開拓者たちの道標となっている。他馬の道標となれるようにとの期待を込めて。母名より連想。(英語)
【性別】 牡
【毛色】 芦毛
【父】 スウェプトオーヴァーボード
【母】 オレゴントレイル (母父 ダンスインザダーク )
【生年月日】 2007年3月16日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 1,400 万円(一口価格 3.5 万円)
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【カタログのコメント】 スッキリとした安定度の高い前後肢のつくりと、バランス良くコンパクトにまとまった上体がおりなすキビキビとした身のこなしがひときわ目に付く一頭です。特に放牧地で垣間見せる瞬発力溢れる動きは父の産駒らしい器用さと俊敏さを示し、母系譲りの鋭く英知な瞳は他馬に強気に向っていく気性がにじみ出ていると言えます。また、1歳上の姉はセレクトセールにて高評価、本馬も先々は近親馬と同じく鍛え抜かれた筋肉に包まれた中型サイズへと変貌し、マイル戦を中心に切れ味あるパフォーマンスを身上の活躍が見込めるタイプと言えます。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 2000 生まれ、本馬は 7 歳の時の産駒
【母の戦歴】中央 4 戦 0 勝
【母の馬場・距離適性】 ダート短-中距離
【母のデビュー時期】 3歳7月
【母の引退時期】 2003/9/21 (引退年齢 3 歳)
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【初仔の生年月日】 2005/2/20
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間】 6 ヶ月
【2005年産までの産駒数】 1 頭
【2005年産までに中央で勝ち上がった産駒数】 0 頭
【産駒のデビュー傾向、馬場適性、距離適性】 初仔シャイニングオン(父アグネスデジタル、牡)は、2歳11月地方デビュー、ダート短距離で3戦0勝。
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ 母は4戦で引退し、休養十分で繁殖入りしていますので、繁殖としてのポテンシャルは比較的高いと思います。初仔は地方でデビューして現時点で未勝利ですが、ちょっと走らなさすぎる感じですね。結構相手種牡馬を選ぶ方かもしれませんね。
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2.血統診断
【血統構成】 ミスタープロスペクター 系× ヘイルトゥリーズン 系
【同系の主な活躍馬】 アドマイヤムーン、ラインクラフト、キーンランドスワン、トウカイトリック、エイシンドーバー、サカラート、ソングオブウインドなど
【本馬の5代クロス】 ノーザンダンサーの5×5
【牝系の特徴】 牝系はすごい。祖母ハッピートレイルズの産駒には、最優秀古牝馬でマイルCS-GIの勝ち馬シンコウラヴリィ、エプソムC-GIIIの勝ち馬タイキマーシャル、京都牝馬S-GIIIの勝ち馬ハッピーパス、さらに孫の代に中京記念-GIII勝ち馬のロードクロノス、目黒記念-GII2着など重賞戦線で活躍したトレジャー、セントライト記念-GII勝ち馬のキングストレイル、フェアリーS-GIII2着のサンタフェトレイルなど重賞戦線の活躍馬が多数いる今、日本で大変勢いのある牝系の一つ。
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【父スウェプトオーヴァーボード】
【競走成績】 米で2~5歳時に20戦8勝。メトロポリタンH-GⅠ(ダ8F)、エンシャントタイトルBCH-GⅠ(ダ6F)、サンミゲルS-GⅢ(ダ6F)、ハリウッドターフエクスプレスH-GⅢ(芝5.5F)。
【種牡馬実績】 03年より供用。マイネルサニベル(ききょうS)、ヒデサンジュニア(サンライズC)、エレキング(サンライズチャレンジ)、エーシンエスヴィー
【2007年種牡馬リーディング】 55 位
(勝馬率 28 %)※参考 アグネスタキオン 41.5%)
(芝勝率 4.0 %)※参考 アグネスタキオン 12.5%)
(ダート勝率 14.4 %)※参考 アグネスタキオン 8.8%)
【ワンポイントウィキペディア1】 "1999年(2歳)、トレーニングセールにおいて上場馬最高タイムを出して注目され、デビュー2戦目で初勝利を挙げた。
2000年(3歳)、サンミゲルステークス(G3)を制し重賞初勝利を挙げた。
2001年(4歳)、エンシェントタイトルBCH(G1)を制し、G1初勝利を挙げた。その後ターフエクスプレスハンデ(G3)も制した。
2002年(5歳)、メトロポリタンハンデ(G1)を制し、この年のブリーダーズカップ・スプリントで8着となったのを最後に競走馬引退となった。"
【ワンポイントウィキペディア2】 "2003年(6歳)、父エンドスウィープが2002年に死亡し、当時日本に後継種牡馬がいなかった影響もあり日本に輸入され社台スタリオンステーションで繋養されることになった。初年度は103頭に種付けを行った。
2006年、この年の種付料は受胎確認後150万円の条件に設定された。6月22日に札幌競馬場で行われたフレッシュチャレンジをヒデサンジュニアが制し、産駒が地方競馬、中央競馬を通じた初勝利を挙げ、7月9日に福島競馬場で行われた2歳新馬戦をマイネルサニベルが制し、産駒が中央競馬初勝利を挙げた。
2007年、この年の種付けシーズン後の12月10日にブリーダーズ・スタリオン・ステーションへ移動した。2008年の種付料は50万円となっている。"
【楽天馬の種牡馬寸評】 "成績は着実に上がっていて、一昨年129位、昨年55位、今年は7月現在でリーディング27位となっている。勝ち馬率も高い水準を維持している。
産駒傾向としては、ダート短距離に出ることが多く、芝馬もいるが、芝の方が活躍馬の割合は少なくなっている。
むしろ最初からダート短-マイルに出た方が成績は安定している感じ。産駒の始動は早く、2歳戦からいける。
本馬は、言わずと知れたあのエンドスウィープの後継種牡馬として輸入されたが、遺伝形質的にエンドスウィープとは異なるようで、やっと牧場もその傾向が掴めてきたので、今後は意外なところから活躍馬が出てきそうである。
馬体は、通常スプリント系種牡馬の産駒に見られるような胴の詰まった感じではなく、全身を使って跳びの大きい走りをしそうな馬体の産駒が多くようで、馬体だけ見ると距離も中距離まで保ちそうな感じに見える。実際スウェプトオーヴァーボード自身の馬体もスプリンターっぽくは見えない。
実際、血統的にも母父カットラスは、どちらかというとスタミナ系で粘りと底力のあるダマスカス系、母母父はトムフール系で底力のあるスピード血統だが、さらに進むとトゥルビオン系My Babuや、ハイペリオン系Swapsなどスタミナに良さがある種牡馬が目立つ。ということは、スウェプトオーヴァーボード自身のスプリント力は、まさにフォーティー系の父エンドスウィープから引き継いだものと言えるかもしれない。
それと、スウェプトには、ネイティヴダンサーのクロスが内在するが、産駒もちょっとパワー優先に出てしまっている傾向があるように感じる。配合相手として、高速芝向きの軽い脚質の繁殖がくれば、高いスピード値が活かされて、高松宮記念、スプリンターズSなどを勝つ産駒が出てくる可能性は十分にある。"
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【母父ダンスインザダーク】
【競走成績】 日で2~3歳時に8戦5勝。96年最優秀3歳牡馬。菊花賞-GⅠ(芝3000m)、弥生賞-GⅡ(芝2000m)、プリンシパルS(芝2200m)、東京優駿-GⅠ2着、きさらぎ賞-GⅢ2着、ラジオたんぱ杯3歳S-GⅢ3着。
【種牡馬成績】 97年より供用。デルタブルース(メルボルンC-GⅠ、菊花賞-GⅠ、ステイヤーズS-GⅡ)、ザッツザプレンティ(菊花賞-GⅠ、ラジオたんぱ杯2歳S-GⅢ)、ツルマルボーイ(安田記念-GⅠ、金鯱賞-GⅡ、中京記念-GⅢ)、ダンスインザモア(スプリングS-GⅡ)、ファストタテヤマ(京都新聞杯-GⅡ、デイリー杯2歳S-GⅡ)、ダイタクバートラム(阪神大賞典-GⅡ、ステイヤーズS-GⅡ、北九州記念-GⅢ)、タガノマイバッハ(産経大阪杯-GⅡ、中京記念-GⅢ)、トーホウアラン(京都新聞杯-GⅡ、中日新聞杯-GⅢ)、ジョリーダンス(阪神牝馬S-GⅡ)、オイワケヒカリ(フローラS-GⅡ)、コンラッド(ラジオたんぱ賞-GⅢ)、マッキーマックス(ダイヤモンドS-GⅢ)、ウイングランツ(ダイヤモンドS-GⅢ)、マルブツトップ(佐賀記念-GⅢ)、インタータイヨウ(兵庫CS-GⅢ)、アズマビヨンド(阪神JS-J・GⅢ)
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父ダンスインザダークは、サンデー系の良血馬で、サンデー系の中では高いスピード持続力を誇ります。産駒にもそれが遺伝されており、母系に入ったときにどのように作用するのか非常に興味があります。
母母父ポッセは、へイペリオン系のフォルリの直仔で、母父がボールドルーラーで現役時代はマイル中心で活躍し、GIを2勝していますが、血統的にはスタミナ、スピード持続系の血統で、実際に産駒は父の距離とはちょっと違って中距離で走る馬が多く、シェリフズスター(二冠馬セイウンスカイの父)などが代表格ですね。
母母母父ハイトップは、母系に入って良い競走資質を遺伝するダンテ系の種牡馬です。
母母母母父セントクレスピンは、ハイペリオン系の凱旋門賞馬です。
全体的には、一貫してスタミナとスピード持続力の血が集約されていて、母系としてはベースがしっかりしている印象です。
さすがに繁栄している牝系の土壌という感じですね。
母オレゴントレイルは、父スウェプトオーヴァーボードのスピードが活きる繁殖だと思いますので、本馬はまさに種牡馬スウェプトオーヴァーボードの資質が試される1頭だと思います。当たればかなり大きそうです。"
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3.厩舎診断
【厩舎名】 清水出美
【所属名】 栗東
【2006成績】 リーディング 126 位
勝ち数 11 勝、勝率 5.6% 、連対率 12.2%
【2007成績】 リーディング 123 位
勝ち数 12 勝、勝率 6.6% 、連帯率 12.1%
これまでの主な管理馬 アイポッパー
【よく使う騎手】 池添騎手、角田騎手、藤田騎手
◆楽天馬の評価◆ ★★★☆☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ ここのところずっと毎年10勝台前半とふるいません。
◆ワンポイントウィキペディア◆ 1963年、騎手デビュー。1966年、ハリウッドターフクラブ賞をキヨウエイヒカリで制し重賞初勝利を挙げる。1968年、桜花賞をコウユウで制しクラシック初勝利を挙げる。1980年、フリーとなるも、その後栗東・梶与三男厩舎所属となる。1984年、2月に調教師免許を取得し騎手を引退する。通算成績は2854戦287勝。
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4.馬体診断
(測尺) 馬体重:473kg
体高:159.5cm
胸囲:177cm
管囲:19.5cm
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(DVD診断)
【後肢のブレ】 △
【後肢の踏み込み】 △
【前肢のブレ】 △
【前肢の肩の出】 ○
【歩くリズム】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
優秀:○、普通-、やや不安△
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◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "結構シロっぽい芦毛で、なかなか馬体が見づらいですね(笑)
気性は悪くないと思います。
首は良い感じです。肩のメリハリは見づらいですが、適度に筋肉がついている感じです。
胴回りは幼さが随所に見られますが、その割には背腰は結構しっかりしています。
二の腕は立派で、パワーがありそうです。
足先は軽そうで、繋ぎの角度良く、クッションも良い感じです。ちょっと体重のかけ方がイマイチですね。
トモは結構長く立派で、ボリュームもあります。飛節はちょっと弱々しい感じもあり、後肢が歩様も含めてあまり力強さがありません。この辺は調教で改善ですね。
腹袋は立派ですが、尾は切れ切れで内臓面がどうなのでしょうかね。
馬体サイズはまず良いと思います。おそらく500キロまではいかないでしょう。"
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖ポテンシャルもまずまず高く、血統構成は、スピード持続力のかなり高い感じですが、馬体は結構幼い感じで、これから変わってきそうです。適距離は、マイル-中距離くらいですかね。
この血統は、良いスピードをもっていますので、楽しみですね。
厩舎は、もうひとつですが、価格は安いですね。"
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一口馬主”とは、競走馬の会員制共有クラブを通じて、400口や500口などの小口に分割された競走馬の購入費や維持経費に出資する会員を指します。 会員は、馬主資格を有さない人がほとんどですが、会員制共有クラブ(以下「一口馬主クラブ」という。)を通して、競走馬に投資することで、馬主気分を存分に味わうことが可能です。 ”一口馬主クラブ”とは、この投資者が間接的に馬主となるシステムを有しているクラブということになります。 サラブレットは、安くても数百万円、高い馬は数億円にもなります。 そのサラブレットを所有実際にJRAの馬主資格を得るためには数億円の資産が必要となります。 この共有馬主のしくみが作られるまでは、限られたごく一部の人しか馬を所有できませんでした。 しかし、現在では大小20以上の一口馬主クラブがあり、会員も数万人はいると推測されます。 ---------------------------------