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45.フォルトシュリット(フリードリームズの07)

Posted at 08/08/02 Trackback(0)»

『二十一世紀を支配する血脈』(著者:武市銀治郎)

【内容情報】競走、生産において生き残れるのは“逞しい血”を持ったサラブレッドである。産駒勝馬率、高齢生殖能力、異系超活性血統など、さまざまなデータを分析した「血の活性化論」をもって二十一世紀のサラブレッドの盛衰を予言する―。

『世界の逞しい血統』(著者:武市銀治郎)

【内容紹介】サンデーサイレンスやシガーの超活性源はどこから来たのか。いま、近未来の血統盛衰と活性化への扉を開く。

【内容情報】サラブレッドは、これまで父系中心に語られてきた。しかし、種牡馬のレベルが飛躍的に向上した現代において、母系を無視した血統論はもはや意味をなさなくなっている。名馬誕生の鍵を握るのは、実は「母の血」なのかもしれない。サラブレッドの血統を母系から読み解く初めての試み。

【目次】母のちから―母系血統の重要性/母の履歴書―ジェネラル・スタッド・ブック/母の記号―ファミリーナンバー/成功する母―データが語る名牝の条件/母の事情―牧場という生産現場/母の相性―ニックスと代用血統/日本の母系(スペシャルウィークへの道/トウカイテイオーへの道)/母の父―ブルードメアサイヤー

競馬の血統学

著者:吉沢譲治

【内容情報】カナダが送った革命の使者ノーザンダンサー。サラブレッドの進化と活性化に貢献した歴史的名種牡馬は、思いがけない国や血統から誕生してきた。そして、次なる国とは…。大胆な仮説を、緻密な取材と分析で考証した「JRA馬事文化賞」受賞作に、新たな流れに沿った終章を追録。

【内容情報】昔、神童。開成では劣等生。13回、調教師試験に失敗。ところが、開業以来、破竹の勢いで勝鞍を量産。その躍進の裏には確かな計算があった―。

【著者情報】矢作芳人(ヤハギヨシト)1961年3月20日生まれ。東京都出身。天下に名高い進学校である開成中学~高校を卒業後、父の反対を押し切り競馬の世界へ。オーストラリアでの修行後、1984年に栗東・工藤嘉見厩舎の厩務員に。調教助手などを経て、04年、14回目にして調教師試験を突破。翌年3月1日付けで開業し、以来、15勝、24勝、34勝と着実に勝ち星を伸ばす。地味な血統の馬を走らせることに定評があり、ロドリゴデトリアーノ産駒のスーパーホーネットが厩舎の看板馬として活躍中。また、かつての担当馬イワテニシキとの日々を描いた『ニシキ』で、00年の優駿エッセイ大賞次席を獲得するなど、マルチな才能を発揮している。07年、JRA優秀調教師賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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【馬名】 フォルトシュリット(フリードリームズの07)
由来:「進歩」の意。常に進歩し続ける競走馬になってほしいとの願いを込めて。(独語)
【性別】 牡
【毛色】 黒鹿毛
【父】 キングカメハメハ
【母】 フリードリームズ (母父 アレイオン )
【生年月日】 2007年2月7日 生まれ
【生産牧場】 白老F
【募集価格】 2,400 万円(一口価格 6 万円)
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【カタログのコメント】 本馬は適度な骨量があり、ガッチリとボリュームのある肩と収縮力豊かな背中、理想的な各関節の角度等、全体がバランスよくまとまって、ここまで父の産駒らしい成長過程を辿っているのが分かります。性格的にも普段は扱い易い性格ながら、スイッチが入ると一気に集中力が高まるところなど競走馬としては理想的です。両親共に3歳時にマイルの大舞台で結果を出している事から、本馬がスピードとパワー双方を要求されるマイラーであることは間違いありませんが、父自身がそうであったようにその枠を飛び超える驚きの活躍を見せてくれても何ら不思議ではありません。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 2002 生まれ、本馬は 5 歳の時の産駒
【母の戦歴】 独2勝、伊1勝
【主な勝ち鞍】 Preis des Bankhauses HSBC Trinkaus & Burkhardt-Riemer Stuten Meile-L、ケルン牝馬マイレ-GIII2着、独1000ギニ-GII3着
【母の馬場・距離適性】 芝、マイル
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【2005年産までの産駒数】 本馬が初仔

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ 外国からの輸入繁殖なので、あくまで推定の域をでませんが、戦歴には入着級だけで10戦あり、堅実な競争馬だったとするとレース数はせいぜい10戦~20戦程度、遅くとも4歳春で引退していること、距離はマイルと短めであるということ、ドイツから日本に輸入された経過時間(検疫)などを複合的に考えると、最低でも3ヶ月弱は引退後経過していると推察され、繁殖ポテンシャルが低いとはあまり考えられない繁殖です。母の競争成績から見ると資質は高そうで、良質の産駒を出す可能性を持った繁殖と言えるでしょう。ただし、○外持ち込み馬の初仔のリスクとして、あくまで脚質が合えばという前提ですので、その点は血統や馬体から判断することになりますね。
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2.血統診断
【血統構成】 ミスタープロスペクター 系× ボールドルーラー 系
【同系の主な活躍馬】 シーキングザパール、ヒシアケボノ、ショウリノメガミ、種牡馬ではゴーンウェスト、ミスターグリーリーなど
【本馬の5代クロス】 ノーザンダンサーの5×5
【牝系の特徴】 5代母フリーデンスターブの産駒に独2・3歳牝馬チャンピオンのフリーデンスボードシャフトがいて、その産駒でドイツオークス馬フリードリヒスルーから大きく枝葉を広げている牝系で、本馬の4代母フリーデンシュプリヒトからはタフな馬は結構出ているものの、あまり大きいレースに勝った馬は出ていない。ここ3代はむしろ地味な競争馬が多くなっている印象。
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【父キングカメハメハ】
【競走成績】 日で2~3歳時に8戦7勝。04年最優秀3歳牡馬。東京優駿-GⅠ(芝2400m)、NHKマイルC-GⅠ(芝1600m)、神戸新聞杯-GⅡ(芝2000m)、毎日杯-GⅢ(芝2000m)、すみれS(芝2200m)、京成杯-GⅢ3着。
【種牡馬実績】 05年より供用。07年の1歳世代が初年度産駒。
【ワンポイントウィキペディア1】 "競走馬引退後は総額21億円の種牡馬シンジケートが組まれ(国内調教馬としては当時の史上最高額)、北海道勇払郡安平町の社台スタリオンステーションに種牡馬として繋養され、2005年より供用が開始されている。
2006年7月11日ノーザンホースパークにおいて行われたセレクトセールにて、初年度産駒の当歳牝馬(母:トゥザヴィクトリー)が6億円という当歳世界最高額で落札され話題となった。
年間種付頭数256頭という日本記録を持っている。
競走馬としての抜群の実績はもちろん、非サンデーサイレンス系ということもあり、サンデーサイレンス系牝馬と交配可能であることから、需要は非常に多い。
2008年より初年度産駒が競走馬デビューし、5月29日に旭川競馬場で行われたルーキーチャレンジをマサノシャルナが制し、産駒が初勝利を挙げている。"
【ワンポイントウィキペディア2】 ハイペースの東京優駿を押し切った本馬を、管理した松田国英は「ハロン11秒台のラップをいくつも続けられ、そのどこかに10秒台のラップを織り交ぜることができる馬です。」と語っている。また、主戦騎手の安藤も「あのダービーはベストの騎乗とはいえないはずでしょう。普通に強いのであれば、後ろから来たハーツクライに飲み込まれていたところですからね。どう乗っても、誰が乗っても勝てるほどの馬だったんですよ。」という評価を与えている。
【楽天馬の種牡馬寸評】 "父は、ミスタープロスペクター系で日本での実績十分のキングマンボ、母父も日本で実績のあるラストタイクーン。競走馬としての実績以上に非サンデーサイレンス系ということで、サンデーサイレンス系牝馬と交配可能であるため需要は非常に高い。

1歳の産駒は総じて馬体バランスが悪いのが多く、特に前後のバランスはお世辞にも良いとは言えないが、成長と共にこれが良くなっていくようで、デビュー時期にはほとんど気にならなくなる。そう考えると、募集時には骨量さえしっかりあれば、あまり前後の骨格のバランスは気にする必要はないのかもしれない。
ただ、バネで走るタイプの産駒が多そうで、飛節や繋ぎなどは、特に重点的にチェックしたい。

種牡馬として血統構成のバランスはすごく良くて、父ミスプロ系は典型的なスピード血統、母父ラストタイクーンは高速馬場を得意とし、長く良い脚を使うタイプである。この辺のバランスがNHKマイルとダービーの変速2冠を成し遂げたバックボーンになっていると感じる。
ちなみに牧場では、キングカメハメハの産駒は"マイル"との評価である。個人的には、気性的に問題がなければ血統的にも中距離までカバーしそうな感じはある。

キングカメハメハの産駒には、ネイティヴダンサーやノーザンダンサーのラインクロスが生じやすいようで、ノーザンダンサーのクロスは歓迎であるが、ネイティヴダンサーについては、本質的にはパワーと闘争心にあふれた血統なので、単発ではそれほどの気にならないが、ラインになるとどんな影響があるのか未知数である。懸念材料としては、産駒の体質はもちろんだが、極端なパワー型にならないかという点である。こればかりは走ってみないとわからない。"
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【母父アレイオン】
【競走成績】 独5勝、ゴルデネバイチェ-GII、ホルステントロフィー-GIII2回、ベルリン大賞典-GIII3着
【種牡馬成績】 ロードアレイオン(ベルリン大賞典-GIII3着)、バーデンシュプリントC-GIII3着)

◆楽天馬の評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母系は典型的なドイツ血統で、母父アレイオンは、芝短距離で16戦5勝。競争成績、種牡馬実績とも平凡以下ですが、その父がボールドルーラー系種牡馬で2003,2005年のドイツリーディングサイアーのBig Shuffle、その母父はカーリアンという血統です。アレイオンがスプリンターなのは、カーリアンの血の影響かと思いきや、実は父Big Shuffleもスプリンターだから驚き、というのはボールドルーラー系のBig Shuffleの血統にはスタミナの血こそ豊富ですが、スピードのある血はほとんど見あたらないからです。

母母父Executive Pride は、これまたボールドルーラー系(セクレタリアート系)で、そのさらに奥はおそらく典型的なドイツ血統と思われ、ほとんど知っている馬はいません。

母系の印象としてはスピード値がちょっと低めのスピード持続型という感じで、思ったよりは日本の競馬に相性の良さそうな血が入っています。問題は父キングカメハメハとの相性ですが、これはキンカメ産駒の傾向がつかめていないので、まさに未知数ですね。キンカメ産駒のスピード値が高いようであれば、結構おもしろいかもしれません。いずれにしても距離は短めの感じではないでしょうか。"
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3.厩舎診断
【厩舎名】 岡田稲男
【所属名】 栗東
【2006成績】 リーディング 85 位
勝ち数 16 勝、勝率 5.7% 、連対率 12.5%
【2007成績】 リーディング 37 位
勝ち数 25 勝、勝率 8.6% 、連帯率 15.8%
これまでの主な管理馬 シルクネクサス、リガードシチー
【よく使う騎手】 岩田騎手、藤岡佑騎手、小牧騎手、藤岡康騎手、川田騎手
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ 開業6年目ですが、特に活躍馬がいない中で2年目から昨年まで堅実に10勝以上、昨年は見事20勝の大台を突破し、今年はすでに6月時点で15勝と、非常に調子が上がっている厩舎です。そろそろ大物が出てくるかもしれませんね。
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4.馬体診断
(測尺) 馬体重:422kg
体高:152cm
胸囲:171cm
管囲:20.6cm
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(DVD診断)
【後肢のブレ】 -
【後肢の踏み込み】 -
【前肢のブレ】 △
【前肢の肩の出】 ○
【歩くリズム】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
優秀:○、普通-、やや不安△
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◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "顔は利口そうですね。
首は少し太めですが、距離短めだとするとそんなに悪くないでしょう。
トモの形がすごく良くて、切れがありそうです。
二の腕の感じからパワーもそこそこありそうです。
馬体は、窮屈な感じは無くて、むしろ距離が短めということを考えると伸びやか過ぎるくらいです。
脚もとはすっきり見せていて、繋ぎの角度良く、クッションも良い感じです。
ちょっと体高が低く、馬体重ももう少し欲しいですが、ギリギリ許容内ですね。
歩様は、まずまず良いと思います。"
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "典型的なドイツ血統ですので、日本でどうかが気になりますが、これまでジャパンCで活躍したドイツ馬もいますので、まあわかりませんね。
血統も効用が不明な部分もありますが、とりあえず父キングカメハメハのスピードが入ればなんとか支えられる血統のように思います。
馬体は、少し小さめですが、バランスは非常に良く、特に成長するとトモの感じがすごく良くなる素養を感じます。
早生まれで、調教師もまずまずで、募集金額は、母フリードリームズの活躍と、ドイツ血脈というリスクを考えても、牡馬ということでちょうど良い感じがします。意外と大きなことをやっちゃうかもしれなかったりして。"
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一口馬主”とは、競走馬の会員制共有クラブを通じて、400口や500口などの小口に分割された競走馬の購入費や維持経費に出資する会員を指します。 会員は、馬主資格を有さない人がほとんどですが、会員制共有クラブ(以下「一口馬主クラブ」という。)を通して、競走馬に投資することで、馬主気分を存分に味わうことが可能です。 ”一口馬主クラブ”とは、この投資者が間接的に馬主となるシステムを有しているクラブということになります。 サラブレットは、安くても数百万円、高い馬は数億円にもなります。 そのサラブレットを所有実際にJRAの馬主資格を得るためには数億円の資産が必要となります。 この共有馬主のしくみが作られるまでは、限られたごく一部の人しか馬を所有できませんでした。 しかし、現在では大小20以上の一口馬主クラブがあり、会員も数万人はいると推測されます。
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2008年募集馬診断レポート

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