03.ヴァルガリス(ライラックレーンの07)
Posted at 08/09/16 PermaLink» Trackback(0)»
『二十一世紀を支配する血脈』(著者:武市銀治郎)
【内容情報】競走、生産において生き残れるのは“逞しい血”を持ったサラブレッドである。産駒勝馬率、高齢生殖能力、異系超活性血統など、さまざまなデータを分析した「血の活性化論」をもって二十一世紀のサラブレッドの盛衰を予言する―。
『世界の逞しい血統』(著者:武市銀治郎)
【内容紹介】サンデーサイレンスやシガーの超活性源はどこから来たのか。いま、近未来の血統盛衰と活性化への扉を開く。
【内容情報】サラブレッドは、これまで父系中心に語られてきた。しかし、種牡馬のレベルが飛躍的に向上した現代において、母系を無視した血統論はもはや意味をなさなくなっている。名馬誕生の鍵を握るのは、実は「母の血」なのかもしれない。サラブレッドの血統を母系から読み解く初めての試み。
【目次】母のちから―母系血統の重要性/母の履歴書―ジェネラル・スタッド・ブック/母の記号―ファミリーナンバー/成功する母―データが語る名牝の条件/母の事情―牧場という生産現場/母の相性―ニックスと代用血統/日本の母系(スペシャルウィークへの道/トウカイテイオーへの道)/母の父―ブルードメアサイヤー
競馬の血統学
著者:吉沢譲治
【内容情報】カナダが送った革命の使者ノーザンダンサー。サラブレッドの進化と活性化に貢献した歴史的名種牡馬は、思いがけない国や血統から誕生してきた。そして、次なる国とは…。大胆な仮説を、緻密な取材と分析で考証した「JRA馬事文化賞」受賞作に、新たな流れに沿った終章を追録。
【内容情報】昔、神童。開成では劣等生。13回、調教師試験に失敗。ところが、開業以来、破竹の勢いで勝鞍を量産。その躍進の裏には確かな計算があった―。
【著者情報】矢作芳人(ヤハギヨシト)1961年3月20日生まれ。東京都出身。天下に名高い進学校である開成中学~高校を卒業後、父の反対を押し切り競馬の世界へ。オーストラリアでの修行後、1984年に栗東・工藤嘉見厩舎の厩務員に。調教助手などを経て、04年、14回目にして調教師試験を突破。翌年3月1日付けで開業し、以来、15勝、24勝、34勝と着実に勝ち星を伸ばす。地味な血統の馬を走らせることに定評があり、ロドリゴデトリアーノ産駒のスーパーホーネットが厩舎の看板馬として活躍中。また、かつての担当馬イワテニシキとの日々を描いた『ニシキ』で、00年の優駿エッセイ大賞次席を獲得するなど、マルチな才能を発揮している。07年、JRA優秀調教師賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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【馬名】 ヴァルガリス(ライラックレーンの07)
由来:ライラックの学名Syringa vulgarisの一部。母名より連想。(英語)
【性別】 牡
【毛色】 黒鹿毛
【父】 アグネスタキオン
【母】 ライラックレーン (母父 Bahri )
【生年月日】 2007年5月7日 生まれ
【生産牧場】 白老F
【募集価格】 5,000 万円(一口価格 12.5 万円)
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【カタログのコメント】 理想的な角度と長さの首差しに深い胸、強靭そうな腰付きに幅のあるトモのつくり等、見事なバランスを誇る一頭です。スラリと伸びやかな四肢を持ち、折りの深い飛節が生み出す大きなフットワークで放牧地を疾走する姿からは、どこまでも加速して行きそうな勢いが伝わってきます。端正な顔つきが表しているように、真面目で感性豊かな気性は兄と共通しており、抜群のレースセンスを秘めていることでしょう。遅生まれでまだ成長途上の現時点ですらこれだけの資質を垣間見ることができるだけに、更なるスケールアップは必至で、ぜひ王道を歩む一頭に育って欲しいものです。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1997 生まれ、本馬は 10 歳の時の産駒
【母の戦歴】 不出走
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【2005年産までの産駒数】 3 頭
【2005年産までに中央で勝ち上がった産駒数】 2 頭
【産駒のデビュー傾向、馬場適性、距離適性】 "初仔グランプロスペクト(父クラフティプロスペクター、騙)は、米4勝、ケンタッキージョッキークラブS-GII2着でこのレースはダートのマイル戦、
2番仔アイユボティック(父ストラヴィンスキー、牡)はメキシコ2戦、
3番仔ノーフォークパイン(父クラフティプロスペクター、牡)からは日本で競馬、3歳1月デビュー、芝-マイルで10戦2勝、
4番仔フィフスペトル(父キングカメハメハ、牡)は、2歳7月デビュー、芝-スプリントで新馬勝ち、1戦1勝。"
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ この繁殖は、これまで6年で2度不受胎となっていて、お産が安定していませんでしたが、ここ2年続けて受胎していて、少しお産も安定してきたのかもしれません。今年は空胎直後の産駒フィフスペトルが新馬勝ちしましたが、母は依然として繁殖適期内ですし、血統的に父の傾向が出やすいタイプのようで、本馬も父に似て仕上がりが早そうなタイプなら一発があってもおかしくないのではないでしょうか。
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2.血統診断
【血統構成】 ミスタープロスペクター 系× Never Bend 系
【同系の主な活躍馬】 コクトジュリアン、ヤマカツリリー、アロンダイト、ダイワパッションなど。海外から入ってきた種牡馬ではヘクタープロテクター、トワイニング、シャンハイなど。
【本馬の5代クロス】 ニジンスキーの4×4、ヘイルトゥリーズンの4×4
【牝系の特徴】 祖母ライラックガーデン(父Roberto)は、米8勝でケンタッキーオークス馬のブラッシングケイディー(父ブラッシングジョン)、米5勝でカナダ芝牝馬チャンピオンのアンビシャスキャット、米2勝の種牡馬フェブラリーストーム、香港11勝で香港年度代表馬エレクトロニックユニコーン(父ハウスバスター)などを輩出。曾祖母バレトメイン(父ニジンスキー)も米4勝でプリンセスS(GIII)、ハリウッドオークス(GI)2着という筋のとおった牝系。
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【父アグネスタキオン】
【競走成績】 日で2~3歳時に4戦4勝。皐月賞-GⅠ(芝2000m)、弥生賞-GⅡ(芝2000m)、ラジオたんぱ杯3歳S-GⅢ(芝2000m)。
【種牡馬実績】 02年より供用。05年ファーストシーズンリーディングサイアー。06年2歳リーディングサイアー。ディープスカイ(東京優駿、NHKマイルカップ、毎日杯) 、ダイワスカーレット(桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯、ローズステークス、大阪杯)、キャプテントゥーレ(皐月賞、デイリー杯2歳ステークス) 、ロジック(NHKマイル-CI)、アドマイヤオーラ(弥生賞-GⅡ、シンザン記念-GⅢ、東京優駿-GⅠ3着)、ショウナンタレント(フラワーC-GⅢ)、ショウナンタキオン(新潟2歳S-GⅢ)、ミンティエアー(フローラS-GⅡ2着)、サンタフェソレイユ(フェアリーS-GⅢ2着)、ルミナスハーバー(阪神JF-GⅠ3着)、ニュービギニング(ホープフルS、毎日杯-GⅢ3着)、トーホウアモーレ(小倉2歳S-GⅢ3着)、エミーズスマイル(アネモネS)、リトルアマポーラ(クイーンカップ) 、レインボーペガサス(きさらぎ賞) 、アドマイヤコマンド(青葉賞)
【2007年種牡馬リーディング】 2 位
(勝馬率 41.5 %)※参考 アグネスタキオン 41.5%)
(芝勝率 12.5 %)※参考 アグネスタキオン 12.5%)
(ダート勝率 8.8 %)※参考 アグネスタキオン 8.8%)
【ワンポイントウィキペディア1】 初年度産駒は中央競馬の2歳戦で合計27勝をあげた。このような活躍を背景に、2006年の種付け料は前年の500万円から1200万円になった。2006年には二世代の産駒で中央競馬において91勝を挙げ、初年度産駒のロジックがNHKマイルカップを制し、これが産駒のGI初勝利となった。2007年の種付け料は800万円の予定であったが、2007年のシンザン記念でアドマイヤオーラとダイワスカーレットがワンツーフィニッシュを決めたことも受けてディープインパクトと同じ1200万円に変更された。2007年12月13日に2008年の種付け料は1000万円に設定されたことが発表された。
【ワンポイントウィキペディア2】 "産駒傾向としては、いわゆる「ハズレ」が少なく、勝ち上がり率や掲示板確保率が高い。距離にはある程度の融通が利くが、主戦場はマイル~中距離で、芝・ダートの別は問わない。
現在のところ芝で多くの勝ち星を挙げ、荒れた馬場や渋った馬場が苦手な産駒も見られるものの、芝で勝ちあぐねてダート転向後に変わり身を見せるようなダート適性のある馬もみられている。さらには、2歳の早い時期から3歳春のクラシックにかけて活躍できる仕上がりの早さも備えている。
体質的には、父同様体質や脚部の弱さに悩まされる産駒も多く、使い減りする傾向が見られる。"
【楽天馬の種牡馬寸評】 "主戦場は芝の中距離とまさにクラシックディスタンスである。
産駒は、牡馬でも骨太ではなく、つなぎも短めで細い。全体的にスリムで軽快なタイプが多いため、馬体が減りやすく、立て直すのに時間がかかるため、初年度産駒は2勝目に時間がかかる産駒が多かった。
その辺、産駒は小柄なタイプより馬体がある方が良い。さらに早い時期から活躍する産駒が多いので晩成の母との組み合わせでは味が出ない。
母アグネスフローラは、スタミナ血統の母系に対して、スピード持続型の血統である父ロイヤルスキーとの配合で、現代の高速競馬にあっては切れ、瞬発力勝負に劣る。しかし、アグネスタキオンはそこに父サンデーサイレンスから"スピード"、"決め手"、"闘争心"が追加され、ゴール前の爆発力を産みだした。非常にバランスの良い種牡馬であると言って良い。"
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【母父Bahri】
【競走成績】 米国産、英3歳牡馬チャンピオン、英3勝。クイーンエリザベスII世S(GI)、セントジェイムスバレスS(GI)。
【種牡馬成績】 サキー(凱旋門賞-GⅠ、英インターナショナル-GⅠ、ダンデS-GⅡ)、アルシャカー(ファルマスS-GⅡ)、シークレットヒストリー(ムシドラ-GⅢ)
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★★
◆楽天馬の一言◆ "本馬の母父Bahriは、父がネヴァーベント系の大種牡馬リヴァーマンで"スピード"、"切れ"、"パワー"とあり、産駒の距離適性もほぼ万能、また、Bahrの母父ニジンスキーも"スタミナ"、"粘り"のある種牡馬で、全体的に非常にバランスの取れた種牡馬であると言えます。
さらに、母母父ロベルトは、タフでスタミナあふれる血統、母母母父がこれまたニジンスキーで、全体としてスピード、スタミナ、切れがバランス良く入った血統構成で、特にスタミナの血が多く入っているところは、まさに私の好きな血統バランスですね。
相手種牡馬には"スピード"、"瞬発力=決め手"などを強化して欲しいところですが、その点父アグネスタキオンは、ピッタリの種牡馬と言えます。
昨年フィフスペトルのコメントでは、「母系のタフなねばり強いスタミナ血統がベースに、父系の瞬発力とスピード持続力が生きれば、鬼に金棒という感じです。」と書きましたが、本馬もまさにそのとおりで、しかも本馬の方が距離の融通性はさらに高いでしょう。
ヘイルトゥリーズンのクロスも、比較的活躍馬の多いヘイロー系×ロベルト系ですので、それほど気にならないですね。"
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3.厩舎診断
【厩舎名】 加藤征弘
【所属名】 美浦
【2006成績】 リーディング 23 位
勝ち数 30 勝、勝率 10.7% 、連対率 21.8%
【2007成績】 リーディング 11 位
勝ち数 33 勝、勝率 12.0% 、連帯率 21.7%
これまでの主な管理馬 レゴラス、ピットファイター、トーセンブライト、カタマチボタン
【よく使う騎手】 藤田騎手、安藤勝騎手、田中勝騎手
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ ここ4年で3度20勝以上しているトレーナーです。開業7年目で、初年度以外は30位以内をキープし続けており、昨年はついに11位まできましたね。この厩舎も非常に伸びていて勢いのある厩舎の一つですね。いつ大物が出てきてもおかしくない厩舎です。私の好きなトレーナーの一人です。
◆ワンポイントウィキペディア◆ 1991年5月、JRA競馬学校厩務員課程に入学し、9月から美浦・加賀武見厩舎所属の厩務員となり、11月には美浦・二本柳俊一厩舎所属の調教助手となる。2001年2月、調教師免許を取得する。2004年、第9回武蔵野ステークスをピットファイターが制しJRA重賞初勝利を挙げる。2007年、第7回シンガポール航空インターナショナルカップをシャドウゲイトが制し海外のGIがGI初制覇となった。
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4.馬体診断
(測尺) 馬体重:448kg
体高:154.5cm
胸囲:176cm
管囲:20cm
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(DVD診断)
【後肢のブレ】 ○
【後肢の踏み込み】 △
【前肢のブレ】 △
【前肢の肩の出】 ○
【歩くリズム】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
優秀:○、普通-、やや不安△
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◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ 馬体は弟フィフスペトルより伸びやかに出ましたね。顔は賢そうですが、気性は実際牧場で見た感じでは結構きつい感じです。首さしよく、太さも良いですね。肩の角度、背中から距離はちょっと長めが良さそうで、中距離で活躍しそうです。肩の筋肉はちょっと寂しいですが、トモもしっかりと良い筋肉がついていますし、二の腕がすごい太いですね。脚元はちょっとみずみずしさがありますが、遅生まれなので問題ないでしょう。仕上げに手間取らない感じの馬体で、バネもありそうです。臀端にしっかりした筋肉がついているのが印象的ですね。
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "私としてもかなり注目していたフィフスペトルの半兄ですね。繁殖ポテンシャルは、直上がフィフスペトルですから、まずまず良いでしょう。血統的に母父バーリが日本ではあまり適正が高くないネヴァーベンド系ですが、フィフスペトルが活躍していますので、まず大丈夫そうです。距離は、明らかにフィフスペトルより長めに出るのは間違いなさそうですので、クラシックディスタンスでの活躍が期待されますね。調教師も申し分ないですね。
馬体がちょっとタキオン産駒らしくないと言えばそうなんですが、まあトータルでは良いと思います。
本馬の唯一気になるところは非常に不安定な前肢の歩様ですね。DVDで見た時に、すごく目に入ってきてしまいました。
この点で★をひとつ減点しています。(本来は★6つです)
まあ、遅生まれで馬体も幼いですし、馬体サイズからそれほど重くないので、なんとか牧場でうまくやってくれるでしょう。
順調に行けさえすればクラシックもありえると思います。
募集金額は、フィフスペトルの活躍があっので、しょうがないですかね。私の感覚的には一口10万円くらいですか。"
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一口馬主”とは、競走馬の会員制共有クラブを通じて、400口や500口などの小口に分割された競走馬の購入費や維持経費に出資する会員を指します。 会員は、馬主資格を有さない人がほとんどですが、会員制共有クラブ(以下「一口馬主クラブ」という。)を通して、競走馬に投資することで、馬主気分を存分に味わうことが可能です。 ”一口馬主クラブ”とは、この投資者が間接的に馬主となるシステムを有しているクラブということになります。 サラブレットは、安くても数百万円、高い馬は数億円にもなります。 そのサラブレットを所有実際にJRAの馬主資格を得るためには数億円の資産が必要となります。 この共有馬主のしくみが作られるまでは、限られたごく一部の人しか馬を所有できませんでした。 しかし、現在では大小20以上の一口馬主クラブがあり、会員も数万人はいると推測されます。 ---------------------------------